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2013年2月8日金曜日

463:【戯れ言】DPUB7に関する話・終章(エピローグ)~DPUB7の熱にうなされて~ #Dpub7

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毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

予め考えていたことを順序立てて説明する構成を考えるのに時間を要してしまい、更に、中途半端では終われないと思っていましたので、何度も何度も書きなおし推敲していたら、かなりの時間が要してしまいました。

でもホントは、仕事関係の飲み会があって飲んだくれていたという説もありますが......ホント、すみません。

前回の最後の方にもありますが、ボクはこれまでDPUB7に纏わる話を14回書いて参りました。

これが通算15回目になります。たぶんギネスに認定されちゃいます。

でも、まぁ.......いわゆるひとつのアホですわ。

他に書くことないんかいっ!っていう。

他のブロガーさんたちから見れば、常軌を逸した行動と見て取れるでしょうなぁ......。

あとで詳しく触れますが、このやり方が「このブログのためになるやり方か?」「ブロガーとして正しいやり方なのか?」と問われれば、もちろん誰もが「NO!」と答えるでしょう。

では何故ボクはこんなクドいやり方に固執したのでしょう?

それは、ボクがDPUBに参加する目的と見事に連動させるためであり、その所期の目的を達成するためのサポートとなるから、常識なんぞ度外視してやってきたまでなんです。

このやり方が他のブロガーさんにしてみれば不正解でも、ボクとしてはたぶん大正解なんです。たぶん。

それは、そもそもブログを書いてる目的が他の方とは違うからとも言えますが、それを絡めて語り始めるとかなり長くなるので、やはり今回もDPUB7のお話としてまとめてみたいと思います。

では、今回が最終回となります、DPUB7に掛けたある男の熱い想い、語らせていただきましょう。


ボクがDPUB7に参加した真の目的とは?


まずは、前回の最後で書いた通り、ボクが今回のDPU7に参加した真の目的について語っておきたいと思う。

別に大した話じゃない。

これは以前にも明らかにしていることだが、ボクがDPUB7に参加しようと思ったのは、これまでに出会ったことのない人たちとの繋がるキッカケが欲しかったという理由からだ。

真☆煩悩の赴くままに: 450:ボクがDPUB7に参加する真の理由とは?の巻 #Dpub7
これとネタがかぶっちゃってても、大事なことだから、もう一度声を大にして言いたいのよ。

ご挨拶したい・お礼を言いたいという対象の方々とも、バーチャルで繋がっているようであってもリアルでは初見。だから繋がっているようで繋がっていないような、そんなフラストレーションの溜まる感覚、解っていただけるだろうか。

その他にも、ボクの視野が狭いせいで今まで存じ上げなかった方々ともお会いできる機会を持ちたかった。

いやらしい言い方をすれば、その目的を実現するのにうってつけだったのが、DPUB7というイベントであったに過ぎない。

ボクの目的=「色んな方と出会い、その後も末長く仲良くお付き合いしていきたい」という目的を果たすためにDPUB7という手段が果たして有効なのか?ということを自ら確認したかったということだ。

別に使い方は間違っていないはずだ。

それこそがDPUBの意義であると、主催者が過去に述べているのは、既にみなさんご存知だろう。

僕が “Dpub” というイベントにこめた想いについて語ろう | No Second Life
少し古いエントリーになるが、つい先日主催者自らも振り返っていたのでご覧になった方もいるはずだ。

引用させてもらうと、
DPUBは完全に「広げる」イベントだ。
というのがこのイベントの最大にして最高の意義なのだ。

この主旨に賛同でき、これを使わない手はないと思ったから、ボクはDPUBに参加しようと思った。

閉塞した毎日を打開するための何か新しい出来事に触れてみたい、肌で感じてみたい、できればそこから色んな輪を広げていきたい、そう思ったから参加を決めたのだ。

とにかくボクは、いままで出会ったことのない方々との新しい繋がりを求めて、DPUBという「広げる」イベントを利用したかったのだ。


なぜ繋がりたいのか?


これを語るためには、少しだけボク自身のことに触れなければならない。

ボクの本業はサラリーマン。

とあるお堅い企業に属し、その中のさらにお堅い部署に所属し、いろんなルールに縛られながら生きているのがふだんのボクだ。

真面目な顔をして難しい難題に取り組み、時には部下を指導したり、方針が異なる上司に噛み付いたり、切った張ったの世界で生きているので、非常に息が詰まる思いをしている。これホントのこと。

それが本来のボク自身かと言えば、ちょっと違うような気がする。

あくまでもサラリーマンであるボクは、ある一定のルールから逸脱しないように、与えられた配役を演じているに過ぎない。

仕事上での繋がりは、好きか嫌いかという判断基準が用いられる事は少ない。嫌いでも繋がらなければならない事もあれば、好きなのに繋がる事すらできないなんて事は日常茶飯事だ。

そこには利害を共にする、もしくは利害を分かち合う、利益獲得を争い害悪を押し付けあうという関係性しか存在しない。営利を目的とした組織に属していれば、そんな事は至極当然な話なのだ。

そんな配役を演じることが「嫌なのか?」と問われれば、「いやいや、それが仕事ですから」と大人ならば答えておくべきだろうし、ボクも体裁を繕うように即座にそう返答するだろう。

組織に属し、与えられた役割をこなし、その対価として報酬を得ている以上、そこには好き嫌いなどという判断を挟む余地はない。

もちろん、得るものは報酬だけにとどまる事はない。

決して一人では到達する事の出来ない極みに辿り着くためには、大きな組織に属し、様々なスキルや才能をフル活用できる集団の一人=歯車として立派に機能しなければならないが、そこでしか味わう事の出来ない醍醐味、達成感というものがある。

チームで何かを成し遂げる、それは決して自分だけ自由に振る舞う事が許されない厳格でシビアなルールに縛られる世界ではあるのだが、そういう苦労を厭わず熟せる者だけに与えられる昂揚感もまた、捨て難いものがあるのだ。

だからボクは、今のサラリーマンという立場を投げ出したり辞める気はサラサラない。

世界中の何処かで誰かの役に立つであろうサービスや製品などの一部に、ボクがほんの少しでも何らかの形で関わっている事を、密かにほくそ笑みながらこれからも過ごす。

ん?性格が暗すぎるか?

だが、その喜びがあればこそ、満員電車に揺られながらも嫌がる素ぶりなど見せず、飽きる事なく不自由かも知れないこの世界の住人として今日も会社で業務に励むのだ。

一方で、プライベートの世界、Twitterで呟いたりブログを書いているボクは、180℃違う行動を取る場合が多い。

多少羽目を外すことが許されるこの世界で、リアルな世界の柵(しがらみ)に捉われることなく、自分の好きな事を、自分の好きなように、自分の手でアレンジして、好き勝手やっているといっても過言ではない。

それは匿名性がもたらす恩恵でもあるし、そもそもここは利害関係がリアルな世界よりも希薄なんだな、たぶん。

ここでのボクは、誰かの役に立とうとか誰かを助けようとか、それほど強く意識することもないし、そんな立派な使命を強制的に背負わせる輩もいない。何かを定期的にしなければならないという義務感に駆られることもない。ひた隠ししていたあられもない本性を曝け出しても怒られる事もないはずだ。たぶんやり過ぎなけれは。

道化師を演じるのも自由だし、ニヒルに振る舞うのも自由。アホにでもおバカにでもなれる。ちょっと気取ったナルシストになっても......いいんだが、嫌われるのがオチ、ってのは何処に行っても同じかも知れない。

そんなリアルとは違うバーチャルの世界で、ボクはボクなりに道化やバカを演じたいのだ。指を刺されて笑われたいのだ。たいして面白いことは言えない(書けない)かもしれないが、他の方法で誰かのお役に立てるという自信がないので、自分を貶めることで人の笑を誘い、できれば気持ちよくなってもらいたいのだ。

だから、これまで頑なにTwitterではウィットに富んでるかどうかよく解らない発言をし、挙句の果てにブログにまで手を出してしまったのだ。誰の役に立つかも解らない、クダラナい内容を中心とした変なブログを。

以前にブログについては大いに語ったことがあるが、端的にまとめれば、ボクのブログはボクが楽しむために書いているだけの単なる言葉の羅列だ。

このブログの一番の読者はボク自身であり、ボクが覚えておきたいことの備忘録でもあるし、ボクが活動したことを記録しておく、それが第一義で書いているのだ。

それをたまたま見ず知らずのどなたかがGoogle検索やTwitterのタイムラインでリンクを辿って来てくれて、少しでも何かの足しにしてもらえたのならば、それはそれで良い事だと思うが、そこに主軸を置いていないというのが正直なところなのである。

それなのに今回のDPUB7に関するブログは思いっきり読者を意識して、何度も何度も書いたのだ。

それは何故か?という話しに戻ろう。

バーチャルな世界にいるボクがリアル世界との繋がりを意識し始めたのは、もう3年以上も前の話しだ。

おっかなビックリTwitterのオフ会に参加させてもらった時から、バーチャルで出会った人たちとリアルに繋がる喜びを覚えてしまったのだ。

40歳を過ぎているのに、新しく友達と呼べる人たちと出会い繋がるということに、大いなる感動と喜びがあることに気づいてしまったのだ。

仕事も趣味も関係ない。既婚も未婚も男も女も、そんなファクターはたいして重要ではない。ただ単にTwitterというハブを介して出会った人たちとリアルな友達になれたのだ。

やがてボクはブログを始めた。

誰のためとも判らない文章を次から次へと紡ぎ出し、ただひたすら駄文を蓄積して行く作業は、ボクの性格にはあっていた。好き勝手なことを自由に繰り出せる環境で、ただひたすら文字を書き続けた。

たまにあるリアクションがモチベーションへと繋がることを知り、さらにブロガー同士で連携するコラボレーションも目にし、ボクの欲望は更なる高みへと舞い上がる。

そう、このブログの世界でも新たな出会い・リアルな繋がりを求めるようになってしまったのだ。

だから、DPUB7にはどうしても参加しなければならなかった。

そこには、独り黙々と原稿を書き続けてきたブロガーの求める、ブロガー同士もしくは購読者とのリアルな繋がりがあるような気がしたから。


なぜDPUB7の事ばかり書き続けたか?


ここまで一つのイベントだけに執着し、それに関する原稿を書き続け、ブログという形で世間様に公開して、何かボクにとってメリットがあるのかと言えば、むしろブロガーとしてのボクにはデメリットの方が多いんじゃないかと思う。

というのは、これまで(DPUB7の話を始めるまで)の購読者にとってしてみれば、ブロガーとしてのボクのスタンスというか、やり方に疑問を抱かざるをえない、そんな極端なやり方をあえてボクが取ってきたからだ。

以前も書いたが、それまでボクのブログをわざわざ読みに来てくれる奇特な方々は、DPUBには一切興味を抱かない人も多い。未だに「DPUBって何?」と思いながらボクのブログやツイートを読んでいる方も多いことだと思う。

今回のボクのこの極端に偏った取り組みは、どちらかというと今回のDPUB7に参加するボク以外の179名の人たち、もしくはこれからDPUBに参加しようとしている人たちだけに向けた、あまりにも限定的であまりにも局地的な集中豪雨みたいなもんだからだ。

下手をすると、これまでの読者やTwitterでせっかく仲良くなれた友達が逃げ出し、それらを失うことにもなりかねない。

「あぁ、あいつは未だにDPUBにご執心。もうこっちの世界には戻ってこないつもりなのか?」とか「結局、寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ的なことなんでしょ?」と思われているかもしれない。

「ホントは自分でもここまで書き続けるつもりはなかったんだけど、ついついノリでね(笑)」と、すっとぼけて終わりにしてもいいのだが、それじゃウソになる。

だからここではっきりと言おう。

これまでのDPUB7に関するブログ記事は、事前にある程度は計画されたものだったのである。

回数的に予め用意されたシナリオ通りだったかと言うと、そこまで緻密な計算ではなかったかもしれないが、少なくとも意図的にここまでDPUB7に関する話を書き続けようと、以前から考えていたのは確かなのである。

  • DPUB7申込みの様子
  • DPUB7に参加する目的
  • 持っていくもの(ブロガー名刺)
  • ハードボイルド風レポート
  • 本当の参加レポート
この辺りは最初から書こうと目論んでいたものだ。途中加筆したり回を分けたりして、いつの間にやら10回を大きく超える回数になってしまったのだ。

何のためにそこまでするのか?

それは、DPUB7に参加されたあなた方とリアルに繋がりたいからに決まってるじゃないか。

他の参加者の方々がどのような意図で、どのような目的で、DPUBに参加されたのかは知らない。

中には「憧れのタチさんに会えるから」という理由の人もいたはずだ。

ただ、ボクは違う。

もちろんタチさんとも繋がるに越したことはないのだが、ただ一人と繋がってもボクには何の意味もなさない。

むしろ、参加者の多くが主催者のタチさんに憧れ繋がりたいのであれば、その邪魔をするなどという無粋な真似はせずに、ボクはボクで他の参加者の方々と懇意にさせていただき、このDPUB7を機会に多くの方と繋がりたかったのだ。

今回、DPUB7に参加したことで、色んな方と繋がるキッカケみたいなものは手に入れられたと思う。

Twitterのフォロワーが増えたり、Facebookの友達が増えたり、それぞれのSNSで絡み始めてもいるし、他の方のブログに取り上げていただけたりもしている。それらがその証だ。

だが、それだけではリアルからバーチャルへ逆流しているに過ぎない。それじゃダメなんだ。

ボクは、もっとリアルにあなた方と繋がりたいのだ!

手始めに、朝のタイムラインで挨拶botと化してみたりしている。

二日酔いの朝には難しいかもしれないし、主に通勤電車でRSSをチェックしたりブログを書いたりしているボクには至難の業かもしれないが、とにかくこの天から降りてきた蜘蛛の糸を途切れさせたり、その手を自ら離したりするわけにはいかないのだ。

だから突然、Twitterで挨拶リプが届いても、横から突然割り込むように会話に参加しても、そんなに驚かないで欲しい。

これはボクの戦略のホンの始まりにすぎないから。

ブロネクだってホントは楽しみたい。参加したくてもできない理由は前回書いたが、何とかリアルタイムに絡める手段を考え出したい。

セミナーに行く時間は取れないかも知れないけれど、たまたま都合が合えば、たまに居酒屋などでブログ談義に花を咲かせたり、もっとくだらないことでワイワイ盛り上がりたい。

面と向かって、顔と顔を突き合わせて、あなた方と話がしたいのだ。

そんなことを考えているチンケなブロガーがDPUB7に参加していたってこと。

そんな野望を胸に秘めている男がここにいるってこと。

それをあなた方に覚えてもらいたかったから、何度も何度も、しつこいくらいに、病的なまでにDPUB7に関するブログを垂れ流し続けたんだ。


終わりに


次に何のテーマを取り上げるかまだ全然考えていないし思いもつかないが、これ以降はDPUB7に関する話は書かないし、書くつもりもない。

とっくに旬は過ぎたであろうし、今回長文を書いて思いの丈を全て吐き出したので、もうネタも尽きた。

ちょうど明日から三連休。クールダウンには持って来いだしな。

ブログの事はしばし忘れて、先週できなかった家族サービスに全力を注ぐことにしよう。

まだ作りかけのプラモもあるし、Kindle Paperwhiteで本も読みたいしな。




......ということで、いかがだったでしょうか。

こんな恥ずかしい告白、書いているうちに公開するのが躊躇われたのですが、DPUB7関連最後の〆としてあえて公開に踏み切りました。

せっかく書いたんだしね。

ボクの意図どおりに、皆さんの記憶の片隅にボクというブロガーの存在が少しでも印象として残ってくれるといいんですが、どうなんかな。

別に死んじゃうワケでもないし、何処か遠くに行くわけでもないんですが、せっかく出会えたのでね。覚えておいて欲しいな、とそんな想いと勢いだけで書き殴りました。

ということで、DPUB7参加者に限らず、ネット上でもオフ会でもいろんな方々と交流して、これからも見聞を広めて行きたいと思いますので、「オフ会のメンバーに欠員が出た!」とか「どこどこで飲むけど来るか?」とか、そんな風にお誘いいただけると、おじさん喜んじゃいますんで。

今後、そんな風により深く繋がることを切に切に願いつつ、DPUB7に纏わる冒険のお話はこれにて終了とさせていただきます。

(おわり)

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