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2013年3月11日月曜日

484:黙祷


内閣総理大臣の談話 - 内閣府



黙祷

もく とう (名)スル

無言で神や死者の霊に祈ること。
「一分間━する」
「━を捧げる」

大辞林 第三版より引用


2013年3月11日(月)午後2時46分、みなさんは何をしていらっしゃいましたか?

ボクにできる事と言えば、ただただ祈るのみ、たったそれだけです。

これまでだって、どの程度のことができたというんでしょう。

購入代金の数%が被災地への義援金になると聞いて、黄色いレシートを子供と一緒に義援金用の箱に入れました。

とあるメニューを注文するとその売り上げ金額そのものをお店が寄付してくれると聞いて、足繁くその居酒屋に通いました。

日本酒はそれほど得意ではないんですが、東北のお酒だと聞いて、飲めない酒も多少は飲みました。

自分が投じた額と同額をマッチングして倍額にしてくれると聞いて、少額ですが寄付もしました。

被災地へボランティアに出向くわけでもなく、東京と埼玉を往復するだけの安穏とした日々を過ごすボクにできることと言えば、その程度のことばかりです。

まだまだ何もしていないに等しいかもしれない、そんなチンケな男です。

金で解決するつもりはないけれど、結局はそれしかしていない偽善者かもしれません。

だから、せめて今日は、

亡くなった方々

大切な人を失った方々

帰るふるさとを失った方々

未だ心癒されぬ日々を送っている方々

そんな方々のために、たった1分間だけですが、真剣に祈りとして捧げました。

一日も早く心穏やかに過ごせる日々がみなさんに訪れますように、と。

2013年3月11日(月)午後2時46分、みなさんは何をしていらっしゃいましたか?

(おわり)

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