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2013年11月12日火曜日

648:【ファーストインプレッション】発売されたiPad Airを観てきた時の話をしよう!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

まだまだ古い写真をご披露しなければならない日々が続くかと思いきや、そんなことばかりやっているとただでさえ飽きっぽいボクがブログを書くモチベーションを維持することが困難になるので、たまには最新のGadgetに関する情報なんかも漁って、それを実際にこの目で確かめに行った時の話でもしておかなきゃな...と思い立ちました。

ウソです。

例の食レポシリーズは小出しにして、飲み会がある日とか気分が乗らない時にすでに文章まで書いて保存してあり、いざという時の切り札(?)として取っておいてありまして、他に書きたいことがある時はそちらを優先と、そんな感じで使い分けてるってワケでして。

あと、休日にたまたま行ったショッピングモールの携帯電話売り場にて、決して遭遇したくはなかった、いや、遭遇してはならなかった最新のGadgetについつい触れてしまったので、その時の出来事をここに、まるで大切な人に贈る手紙であるがごとくしたためてみようと、そう思っただけです。

相変わらず前置きが長いです。こういう場合、たいていは中身に自身がない場合が多いということは、ボクも本能的に悟っています。

ということで、最初に言っておきますが、大した内容ではありませんので、お忙しい方は華麗にスルーしちゃっておくんなまし。

要約した話はすでにTwitterでpostしちゃってるしね(笑)。



さてさて、最新のGadgetとはなんぞや?ってことを最初に明らかにしておきたいと思います。


すでにタイトルにも書いてしまっているので今更なんですが、そうです、先ごろ発売されたiPad Airについてのお話しになります。


ボクは初代iPadを数年前に購入して以来、iOS搭載タブレットは買い換えずにここまで来ておりまして、昨年2012年秋に発売されたiPad miniに関しても、ボクの要求スペックに応えられない代物であると判断し、スルーした経緯があります。


初代iPadを後生大事に使い続けている(最近はカミさんに取られて満足に使えていないという事情はあるものの)者の買い替え需要としては、次のスペックを重視する傾向にある、とボクは考えています。

  • 画面解像度
  • 
電池のモチを気にしないのであれば、Retinaディスプレーは必須でしょう。特に物理的に画面が大きくなればなるほど、高精細な解像度が要求されるのは必然であると。

  • CPU
  • 
最新で速いCPUであることにこしたことはありません。最新のiPhoneにも劣るCPUを搭載する廉価版のようなタブレット端末には用はありません。

  • メモリー
  • 
ハードウェアが年々進化を遂げ、更にiOSがバージョンアップし、それに追随するように各種アプリも機能てんこ盛りで分進秒歩する最中、メモリーは多ければ多いほどイイに決まってます。実際に、古いiPhone3GSや初代iPadのようなメモリー256MBの端末だと、iOSを最新にできなかったり、アプリが起動しなかったり、起動してもすぐに落ちたりという現象に苛まれ、それはそれは哀しい末路を辿らざるを得なくなったりします。


なので、ボクは昨年のiPad miniをスルーしました。


それじゃあ、「なんで毎年進化しているiPadはスルーしたのか?」てことにもなりますが、その理由はこんな感じになります。

  • 10インチはデカい。
  • 
ボクの想定する使い方ですが、iPhoneと同じくやはり通勤電車の中で使うことをまず念頭に置きます。もちろん家でも使います。PCをあまり起動しなくなった原因は初代iPadの気軽さ便利さにあると言っても過言ではないのですが、そんな便利な物は外出時にも携帯し、常に身近に置いて使い倒したくなるのはボクだけではありますまい。
    
ですが、10インチのタブレットは例えiPadでなくても、デカすぎます。家では寝っ転がりながら使えても、電車の中で寝っ転がるワケには行きませんし、そもそも通勤電車で常に座席を確保できるという保証はどこにもありません。やはり「片手で持てる」というのが最低条件になってきてしまうのです。

  • 10インチは重い。
  • 
これはある程度腕力も握力もあるボクにとっては然程大きな問題ではないのですが、子供とゲームアプリなどに興じる際に少々問題となってきてしまいます。
    
カーレースなどのゲームにありがちな、両手で持ってハンドルのようにiPadを左右に回転させる操作を想像してみて下さい。1ゲーム3周程度のレースゲームだとしても、両の親指でアクセルとかブレーキとかアイテム放出とか操作しながら、両手でシッカリとiPadを握りつつ回転操作をするのは、大人でも女性にはちとツラい重さがiPadにはあるんです。



こんなことは何処でも論じられていることなので、ここまで飛ばし飛ばしで読んでいる方には、ボクなんかの言うことよりももっと高尚なこんな記事もご紹介しておきたいと思います。

「iPad Air」と「Retina」搭載「iPad mini」--あなたに向いているのはどっち? - CNET Japan
こちらでご自身に合うのはiPadかiPad miniか、各々で判断していただければと存じます。


ボクの場合は、という限定的な話ですが、iPad mini Retinaを単独で閲覧用に使う、もしくは外付けのフルピッチに近いBluetoothキーボードとセットでブログ執筆用に使うという想定でいます。


先ほどの記事にもある通り、今回のiPad AirとiPad mini Retinaの違いは大きさと発売時期程度で、仕様・性能に大きな差がないことがボクにとっては最も歓迎すべき事柄に当たります。


「待っててよかった」とボクが思ったのは言うまでもありません。



ですが、iPad Airの評判が上々であることを目にしない日はありません。


アチラコチラのブログやニュースで「iPad Airを買った」だの「スゲー軽くてイイ」だの「この大きさでこの軽さは革新」だの絶賛の嵐。


そりゃ気にするなってのは無理な話です。


他者の影響を受けやすいボクですから、そんな感想を目にするたびに「観るだけ観に行ってみようかな?」と思ったりするんですが、一方で「観たら最後、絶対にiPad mini Retinaを待てずにiPad Airを買ってしまうに違いない」と囁くボクがいるのです。


なので、あえて避けようと、家電量販店に近寄らずに過ごそうと、そう心に誓ったはずなのに、発売直後の三連休に、出会ってはならない二人(ボクとiPad Air)がとうとう対峙してしまう瞬間を迎えるのでありました。


そこはとあるショッピングモールの中にある携帯電話売り場でした。


たくさん立てられてるノボリには「iPhone5 MNPで端末一括0円 さらに60,000ワオンポイント還元!」って書いてあり、まだまだiPhone5の在庫処分が行われていることがわかります。


オレンジ色のコスチュームを着たオネエチャンや、白地にシルバーのラインが入ったコスチュームを着たオネエチャンがいて、所狭しと縄張り争い(ポケットティッシュ配ってるだけ)を繰り広げる様子も伺えました。


そんな喧騒を尻目に通り過ぎようと歩いていると、通路のすぐ横に燦然と輝く新品のタブレット端末が置いてあるではありませんか。


そう、それはまさしく、つい先日発売されたばかりのiPad Airでした。


誘惑に負けたダメなボクは、その手を伸ばし、とうとうiPad Airに触れてしまったのです。


確かにiPad Airは薄くて軽い。


まるでチャラチャラしたボク(ノリが軽くて人間が薄っぺらい)と同じ似たような境遇(?)に同類を見た気になるのも必然。互いに意気投合するまでにそれほどの時間は必要としないだろう、そんな危険を感じたその時でした。


ツカツカ〜とiPad Airよりも軽いノリでボクよりも薄っぺらそうな店員さんが近寄って来ました。愛する二人の間に割って入ろうとする不粋な輩の登場です。


ここからは実際に交わされた会話をボクの個人的な偏見を持って変換した形式でお送りしたいと思います。



「どうすか、それ。軽くていいっしょ。」

え、えぇ、まぁそうですね(なんだコイツ、随分とチャラい金髪の兄ちゃんだな)。



「そいつって最近出たばっかで、軽くて速くてスゲーいいんだよねぇ。」

う、うん、そうだよね。最新のiPadだもんね......。



「そういう最新のタブレット?っていうか、スマフォとかも使い慣れてないと思うんだけどさ、今どきはそういうのも使いこなせないと、時代についてけないっていうの?みたいなwww」

......あぁ、そ、そうだね。おじさんも頑張っちゃおうかな。 あはははは......。



「やっぱ、一家に一台くらいなきゃダメなんじゃね?そうじゃね?家族にいいとこ見せようってな感じでさ、You買っちゃいなよ、買っちゃえばいいじゃない!」



もちろん、こんな無礼な店員がいたら、ソッコーで責任者呼んで、二人一緒にその場で土下座させて、写メ撮ってTwitterで晒してやりたいところです。←それ絶対にやっちゃダメ。


実際にはここまで酷くはなかったものの、明らかに見下した態度で人を最新機器に疎いおっさんだと決めつけ、少し小馬鹿にしたニュアンスの会話が繰り広げられました。


普段の市民生活では平静を装って羊の皮を被ってひっそりと息を殺して生活しているボクですが、別のところでは「瞬間湯沸かし器 by ティファール」もしくは「平成の平清盛(ホントに怒りっぽかったかは知らん)」との異名を取る子供っぽいところもあるもんですから、この状況に耐えられなくなりまして。


軽くブチ切れまして、まくし立てるように前段のボクの考えをとうとうと述べてみることに致しました。

えぇ、確かに一台あったら便利ですよねぇ〜って、ウチにはすでに何年も前からiPadがあるんでそんな事は先般承知でしてね。とっくの昔からPCの代わりにソファで座ったままとか布団に寝っ転がって使ってますよ、iPad。家族とも共用してるんで便利なのは知ってますよ、ええ。でもいくら軽くなったって言っても10インチの大きさは、使うシチュエーションによってはどうなんだろう?と考えなくもないですよね。例えば満員電車の中を想像して御覧なさい。立ったままでカバンの中から取り出すまではイイとして、その後につり革に捕まりながらiPadの画面をどうやって操作するんでしょうかね?片手で持つには不安定だし、落としたら確実に壊れるであろう機器をそんなシチュエーションで使おうなんて思うのもどうかと思うんですよね。その点今度発売されるiPad miniなら7インチで男の人なら片手で十分持てますし、新しくRetinaディスプレーも搭載されるし、CPUもiPhone5sやiPad Airと同じA7でしょ?恐らく性能的にはそれほど遜色ないはずだ。ようやくiPad miniの廉価版的な立ち位置から一段上にステップアップした感がしますよね。TouchIDが搭載されなかったのは残念ですが初代iPad miniに比べれば隔世の感があり、寧ろiPad AirよりもiPad miniの方がその存在から中身まで全てが革新であると思いませんか?なのでボクは以前からiPad mini Retinaが出るのであれば10インチのiPadは買わないと心に決めているから、あなたがここでいくらお勧めしようともそれは徒労に終わるだけなので、とっとと他のお客さんのところに行ってみることをオススメしたいんですが、いかがでしょう?

振り返ると、幼稚園児の娘が少し怯えたビックリした表情になってボクを見つめており、この時点で我に返り「あぁ、またやってしまった......」と思ったとか思わなかったとか。


ウザい店員を追っ払った後、他の客も周囲に居なかったので娘にもゲームをやらせてみたりして、しばらくiPad Airを弄くり倒してみたんですが、先ほどの店員のお陰で熱病のような物欲も何処へやら、「ついつい購入する」なんて気分になることもなく、そのまま現場を後にしました。



頭に血が上ったことで逆に冷静さを取り戻せたのは、不幸中の幸いでした。ホントにバカな店員と接触するまでは買う気満々だったんですから。


冷静に振り返ってみると、やはりボクの場合は買わなくて正解。


やはり、外に持ち出して使おうとしているボクには、いくら軽くなったとしても、10インチのiPad Airはデカすぎますね。


まだ老眼も始まってませんし、コンパクトなiPad mini Retinaが発売されるのをもうしばらく待って、比較してから結論を出したいと思います。


ってなことで、今回はここまでっ!


っていうか、今日11/12に発売されてんじゃん!iPad mini Retina...... 。


(おわり)


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