ボクが住んでいるさいたま市ってのはご承知の通り、2001年5月に浦和市・与野市・大宮市の3市が合併してできた政令指定都市になっておりまして、更に2005年4月には岩槻市も合併した、人口は120万人超の大きくて広い都市になってます。
そのさいたま市には日本プロサッカーリーズ（Jリーグ）に加盟するJ1のクラブチームが2つもありまして、1つが浦和レッドダイヤモンズで、もう1つが大宮アルディージャだってのは日本の全国民がご存知のことでしょうね（大袈裟）。
そのさいたま市をホームタウンとするクラブが対戦するカードのことを「さいたまダービー」と読んでおりまして、その日はさいたま市に住む全市民が朝からそわそわして仕方がない特別な日になっております（一部ウソが混じっているような）。
なかなかこの好カードの試合のチケットってのは取りづらいんですけど、たまたま長男が所属するサッカー少年団に枚数限定でチケット購入の斡旋が回って来まして、長男とその同級生とそのお父さん連中（全員4級審判員やってる）で観戦に行けることになりました。いやはやなんともラッキーですな。
ということで、今回はそんなJリーグ第13節 大宮アルディージャvs浦和レッドダイヤモンズで行われる『さいたまダービー』観戦記をお送りしたいと思います。
今回訪れたのは大宮アルディージャのホームスタジアムになりますNACK5スタジアムです。
大宮にある武蔵一宮 氷川神社の裏手にある大宮公園内にあるサッカー専用スタジアムになっておりまして、ボクの住んでいる旧与野市からも気楽に歩いて行ける距離にある非常に身近なスタジアムなんです。
なんかね、こういうのがイイなぁ〜って思うんですよ。
そもそも自分の住む市にプロサッカークラブがあるってだけでも幸せなのに、自宅から歩いて行ける距離にプロのサッカーが観戦できる施設があるのって本当に幸せなことなんですよね。
浦和レッズのかつてのホームスタジアムだった浦和駒場スタジアムもそうなんですけど、このNACK5スタジアムもホントに近いんだよなぁ。
まぁ実際にはかなり歩きますけど......。ゆっくり歩くと1時間くらいかな。自転車で行けばだいぶ楽だったかな。
この日も大人3人子供4人がさいたま新都心駅に集まりまして、そのままJRで大宮駅まで電車に乗って行こうかどうしようか迷っていたのですが、五月晴れの天気に恵まれた午後でしたので、そのままさいたま新都心駅から氷川神社へと続く参道をまっすぐ歩いて行くことにしました。その距離はおよそ3km。大した距離じゃありませんね。
暑くもなく寒くもなく、風薫る五月の午後にプラプラとおしゃべりしながら参道をチンタラ歩いているだけで気持ちがいんですけど、氷川神社へと近づくにつれ遠くから歓声が聞こえてくるもんですから、否が応にも気持ちが高揚してくるんですな。
道行く人々の赤いユニフォームやオレンジのユニフォームが参道脇に並ぶ新緑と混ざり合って、スタジアムまでの道すがらもサッカー好きには堪らない素晴らしい光景となっております。
さてさて、今回ボクらが入手した観戦チケットは、大宮アルディージャのサポーター席のチケットでした。
近隣のさいたま市北部にあるサッカー少年団はいずれも大宮アルディージャさんのサッカークリニック（もちろん無償で行われるサッカー普及活動の一環みたいです）などでお世話になっておりまして、今回のチケットもホームであるアルディージャ側からサッカー少年たちにと斡旋されたチケットのようです。
なので、当然なんですが今回は大宮アルディージャを応援する側として観戦することになるんです。この日ばかりは浦和レッズには申し訳ないんですが、アルディージャの応援サポーターとして観戦させていただきました。
試合開始は16時。ボクらがNACK5スタジアムに到着したのは試合開始ギリギリの15時45分頃でしたが、席なんか空いてるワケがありませんので、当然ながら通路で立ち見の状態でした。
それにしても、やっぱりサッカー専用のスタジアムは選手が近くていいですよね。
このNACK5スタジアムは収容人数1万5千人程度のそれほど大きくはないスタジアムなんで、なおさら選手が近く見えるいいスタジアムなんです。
サポーターの皆さんはすんげぇ怒ってましたけどね（笑）。
この中にTweetUPさいたまやけやきひろばのビール祭りでお友達になったTwitter仲間もいるはずなんですが、ご挨拶できるような状況ではありませんでした。人が多くてね。
ちなみに浦和レッズは2位をキープした模様です。
徒歩でスタジアムに向かったもう一つの理由ってのが、サッカーの試合を観戦しながら生ビールを飲むって目的があったからなんです。車で行くのが一番楽なんですが、お酒飲めなくなっちゃいますからね。だから自転車もダメなんだよな。
屋外で飲むビール、これがまた美味くてね。やっぱり外で飲む生ビールは最高ですな。
更にラッキーだったのは、試合後半に売店に追加の生ビールを買いに行ったら、注いでる途中でサーバー内のビールが切れてしまいまして。予備タンクもなくて本当の売切れになっちゃったんですよ。そこで、太っ腹な売店のお兄さんが、なんと大きめのカップに2/3ほど入ったバスペールエールをタダにしてくれましたっ！なんてついてるんだ！ホントにラッキーでした。
そんな酔っ払い状態でしたが、酔い覚ましも兼ねて帰りも同じ氷川参道を逆方面にチンタラと歩きました。火照った頬に当たる風が心地イイったらありゃしない。
その後、中華料理店に立ち寄って夕食を食べつつ、今日の試合観戦の感想などを子供たちと話すってのもなかなかイイ体験でした。
もちろんそこでも餃子をツマミに生ビール飲んだんですけどね（笑）。
いやぁホントに楽しかったなぁ。
こんな風に親子で共通の話題でアレコレ話せるのも、子供たちが小学生の間だけなんすかね......。
サッカーの審判員になったのも、子供がサッカー少年団で頑張っているので、何かの形でサポートできればなって親バカな考えから始まった話なんですけど、中学生になったら学校主体の部活動になってしまいますので、親が関与する余地がかなり少なくなりますからね。反抗期だって当然あるでしょうし。
サッカーの試合を観に行ったり、いろいろ話したりして、もっともっと今のうちにコミュニケーションを取らなきゃなって思いましたよ。
なんからしくないおセンチな話になってきちゃいましたので、この辺にしときましょうかね。
ってなことで、今回はここまでっ！
（おわり）
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