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2014年8月29日金曜日

822:なんと!Dropboxの有料プランが刷新されたので利用を検討してみようっ!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

スマートフォンやらパソコンなどで同じファイルを共有するのに役立つクラウドにあるストレージと言えば、昨今色んなサービスが跳梁跋扈しておりますが、古くからある老舗なサービスというと一番最初に思い出すのが、ボクの場合はDropboxになりますかね。

Dropbox - Dropbox
こちらがブラウザからの入口になります。

もちろんiPhoneでサービスを利用する場合には専用のアプリをダウンロードしても使えます。

Dropbox
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

普通に使う分には無料で使えますから、ボクもかなり前から(iPhoneを購入した直後、5年前くらい?)からずーっと無料で利用してます。


まずは、どんなサービスなのかってのをおさらいしておきましょうか。

先ほどのブラウザから利用する際のホームページに掲載されている内容からサービスの特徴を抜粋すると、こんな感じになります。

  • Dropbox にアイテムを追加すると、コンピュータ、スマートフォン、タブレットからアクセスすることができます。ドキュメントの編集、写真の自動追加、動画の共有もどこからでも可能です。
  • 友達と写真を共有したり、チームと 1 台のコンピュータを使っているかのように共同作業をすることが可能です。ファイルの公開設定で自動設定は限定公開になっているので、誰が何を閲覧できるか管理できます。
  • スマートフォンを紛失した場合でも、Dropbox にあるアイテムはいつでも安全に保持され、即座に復元できます。Dropbox は、AES-256 ビット暗号化と 2 段階認証でファイルを保護します。

要するにスマートフォンやパソコンなどのストレージ(HDDとか)にファイルを保存するんじゃそのデバイスでしかそのファイルを利用できないので、クラウド上にある外部ストレージ=共用ドライブみたいなものに保存しておきましょう!ってなことですね。

クラウド上にあるので、同一人物が複数のデバイスで利用することも可能だし、他人同士で同じファイルを共有することも可能。いちいちメールに添付して送ったり、USBやCD-Rなどのメディアに書き出して持ち運ぶ必要もない。今じゃ使って当たり前なクラウド・サービスの一つになってます。

似たようなサービスは結構ありまして、GoogleドライブだとかマイクロソフトのSky DriveだとかYahoo!のYahoo!ボックスなどがメジャーどころかと。その他にもBoxとかcopyなんてのもありますが、Dropboxのいいところは、老舗なだけあって連携できるiOSアプリが豊富にあるところ。なので、ボクは主にこのDropboxを利用することにしております。

気になるサービスの料金ですが、基本的には無料。ただし利用できるストレージ容量は2GBまで。これが多いと思うか少ないと思うかはその人次第。

無料で2GBまで使えるんですが、色んな条件をクリアーすると徐々に利用できるストレージ容量を増やすこともできます。主だったものをあげておきますと、

  • スタートガイドを終了させるなど初期登録時に7つある作業のうち5つをクリアーする。
  • Facebookとリンクする。
  • Twitterとリンクする。
  • Twitterで@Dropboxをフォローする。
  • カメラアップロード(画像ファイルのアップロード)を利用する。
  • Mailboxアプリとリンクする。
  • 友達にDropboxを紹介する。
こんなのをチマチマとクリアーすると、ちょこっとずつですが利用できる容量が増えていきます。確かボクは5GB以上は使えるようになっていたかと。後で確認してみましょう。


さてさて、そのDropboxには無料でセコセコ使う以外に、幾ばくかのお金を払って有料プランを利用するというメニューも用意されております。一番とっつきやすい有料プランが月額1,200円(年額一括だと12,000円)で100GBまで利用できるというものでした。

ボクの場合は、主にブログ原稿を保存して置く場所としてこのDropboxを利用しておりまして、ブログ原稿執筆に利用するテキストエディターもDropboxと連携できることが必要最低限の条件になっておりまして、iPhoneやiPad miniだと紆余曲折あってTextforceを使うことにしております。

テキスト編集 Textforce for Dropbox
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス

ほぼテキストベースの小容量ファイルのみを置いておく場所としての利用に限定されますので、それほどクラウド上のオンライン・ストレージには容量を求めてなかったりします。

以前はiPhoneで撮影した写真などの画像ファイルもDropboxにアップロードして保存していたんですが、デジカメで撮影した写真などと統合して一元管理するために、無料でほぼ容量無制限なPicasa(Google+)を利用するようになったもんですから、有料プランにするほどでもなかったんですよ。だからこれまではずーっと無料で使ってました。

ところが、昨日(2014年8月28日)こんなニュースを観ましてね。

Dropbox Proが値段そのまま容量を10倍増。1TBで月1200円 / 年1万2000円に一本化 - Engadget Japanese
ずいぶんとお得になったんじゃございません、奥様?

それまで100GB利用で月額1,200円(年額12,000円)、500GB利用で月額5,600円(年額56,000円)だったのが、いきなり1TB利用で月額1,200円(年額12,000円)って言うんだから、ちょっとビックリしますよね。一瞬「こいつはお得だっ!」と錯覚して飛びつきそうになりますよ。

でも、待てよ......。

問題は利用する容量を増やすことによる弊害なんですよね。この Dropboxもそうですし、Evernoteなどもそうなんですが、iPhoneやMacBookAirなどで専用のアプリをダウンロードして利用すると、クラウド上のオンライン・ストレージとデバイス上のストレージが同期して同じ容量を占有することなんです。オフライン時にもファイルを利用できるように同期するのが常識なんですけど、これが仇となるケースもあるんじゃないかと。

仮にオンライン・ストレージに100GB分のファイル類が保存されてるとしましょうか。

大容量HDDを搭載するデスクトップPCなどでは同期されてても痛くも痒くもないですわね。最近のデスクトップPCならば64GB程度のSSDと500GB以上のHDDを搭載してたりしますから。これは高価格帯のWindowsノートPCにも同様のことが言えるかと思います。

ところが、iPhoneのストレージってのは現時点で最大容量が64GBですし、iPad miniでも128GBが上限ですよね。MacBookAirだと256GBのSSDも選べますがその分お値段が高くなっちゃうので、128GBが無難なところだったりしません?

それなのに「いきなり100GB分の容量をDropboxとのリンクのために占有させちゃうのか?」って考えると、iPhoneなんかは物理的に無理ですし、ボクの使い方には不向きなんじゃないかと思ったりしちゃうんですよね。

たまたま、ボクのようなブログ原稿執筆に利用するアプリを使ってる場合には、同期できるファイルの種類に制限がかかるみたいなので、専用アプリを使わなければいいのかなぁ?なんて思ったりもするんですが......どうなんですかね?

ボクの場合は、あくまでも執筆途中の原稿(テキストファイル)のみを複数のデバイス間で共有できればイイので、クラウド上のオンライン・ストレージにはそれほどの大容量は必要ないんじゃないかと思ったりもしてるんです。

ま、使い方の問題ですね。その人の用途にあったサービスを使えばイイんです。ボクのように用途に合わせて複数のクラウド・サービスを使い分けるなんてのも手段の一つですし、そもそも外部に重要なデータを預けるのはちょっと......ってな人はPogoplugとかを使えばイイですし、複数デバイスでなんか共有しないってんだったら、iPhoneのストレージ容量を増やすことも今は可能ですからね。

真☆煩悩の赴くままに: 782:【AD】mophie space packという製品について紹介してみよう!の巻 #mophiejapan
いわゆる一つの宣伝です。もちろんボクも使ってますよ!

そうは言っても、実際にDropboxでボクがどれだけの容量を保有してて、実際にはどのくらい利用しているのか?が気になるところではあります。

先ほどは「あくまでも執筆途中の原稿(テキストファイル)のみを複数のデバイス間で共有できればイイ」とか抜かしてやがりましたが、すでに公開済みの過去の原稿もたんまりと後生大事に保存してたりもします。なので、もし万が一足りなくなりでもしたら、お世話になってるDropboxさんに対して幾ばくかの投資をすることはやぶさかではございません。月額1,200円でしょ?銀座天龍の餃子ライス(税込1,150円)とそんなに変わらないじゃないですか。そもそも比較対象がおかしいですけど。

IMG_3583.png

気になるのでiOSアプリから1TB使えるProプランへのアップグレード方法を確認してみたところ、なぜかかなり割安な料金が提示されたりしてます。本来は月額1,200円で、年額でも12,000円だったはずなのに、更にお得じゃないすか、これ?

年間契約でも20%引きと割安になってると思いきや、このアプリからだと32%offですよ、奥様っ!!

なんなんでしょう?切り替えキャンペーン中とかなんとかなんですかね?

と言うことで、次に同じくiOSアプリを使って、現在のストレージの使用状況などを見てみましょう。

IMG_3581.png

えーっと、使用可能な全容量が6.9GBってことですね。スタートは2GBだったのに、頑張ったんですね、昔のボク(笑)。

んで、いま現在は6.9GBのうちどれだけ使っているかというと......?

えっ?!

たったの1.0%しか使ってないの?

6.9GBの1.0%っていうと......だいたい70MBくらいってこと?

......ま、まぁな。今回で822回目だけど、1回当たりの原稿なんて多くてもせいぜいが10〜20KBくらいだしな。ブログ原稿以外にも過去の日記みたいな記録みたいなもんも入ってるけど、それもたかが知れてるテキストファイルだし。

いまの容量をブログ原稿だけで使い切るなんてあり得ないな。ブログ原稿を20KB/回と多めに見積もったとしても、6.9GBを使い切るには......361,759回も更新しなきゃならないってことか?そういうことなの?

あと361,759回-822回=360,937回分のブログ原稿を書いて保存できるということになりますかね。

仮に、平日毎日ブログエントリーを更新したとしてもせいぜい年間240回が限界ですので、あと何年間分のブログ原稿を保管できるかっていうと、360,937回÷240回/年=1,503.9年もボクはブログを書き続けなければならないそうです!

あ〜よかったよかった。これでずーっとブログつづけられるよねぇ〜......って、どないやねんっ!!

......ということなので、ブログを生涯続けるライフワークとするかどうかは別にして、今のような使い方だとDropboxのProプランへアップグレードする必要は一切ないということが明らかになりましたので、ここにご報告させていただきますと共に、今回の終わりの挨拶とさせていただきます。

ご静聴ありがとうございました。

ちなみに、今回のブログ原稿は約10,000文字書いていて、ファイル容量(htmlファイル)は17.5KBでした。

このままじゃ使い切れねぇな、やっぱり。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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