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2015年4月13日月曜日

919:【戯れ言】ようこそ社会の荒波へっ!社会人になって24年目のおっさんが新社会人の皆さんへたった2つだけアドバイスなんぞを偉そうに語ってみる事にする!の巻〜後編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

そろそろお疲れ気味の新社会人に贈る社会人24年目のおっさんからの贈り物の続きがやって参りました。

真☆煩悩の赴くままに: 918:【戯れ言】ようこそ社会の荒波へっ!社会人になって24年目のおっさんが新社会人の皆さんへたった2つだけアドバイスなんぞを偉そうに語ってみる事にする!の巻〜前編〜
説教くさかったかな?

たった2つしかないアドバイスなのに、最初の1つめで大きく目算が外れ、かなりくどい長文になってしまいました。この調子で(?)次の2つめのアドバイスもハリキって参りたいと思います。


最後は誰にも頼るなっ!

もう1つのアドバイス的な話ってのが、これ。

「誰にも頼るな」っていうか「最終的に決めるのはあなた自身ですよ」ってな話になりますかね。

前回の「頼りまくれっ!」とは全く逆の事を言ってそれらしく思わせる作戦でもあるのですが、社会人になったら「誰にも頼らずに生き抜く」って覚悟みたいなものも必要になってきます。

もちろん、企業に入ったからには周囲の方々との協調などチームの一員として機能する事が前提なんですが、それでも最後はやはり自分自身の事は自分自身で決めなきゃならんのですよ。

あなたが質問すれば、最初のうちは優しい先輩や物わかりの良い上司はきっと色々なことを教えて下さるでしょう。かなりわかりやすく、しかも懇切丁寧に。

ですが、果たして、その教わったことをただ文字通りに受け止めるだけでイイのでしょうか?

業務の進め方や職場での立ち居振る舞いなど、疑う余地のない内容を教わったとしても、あなたはこれから一生、その上司や先輩に教わった動作を繰り返すつもりですか?

いや、まさかそんな事はないはずですよね。

優秀なあなたがそんな「人まね小猿」みたいな社会人生活を長々と続けるはずもありませんし、そんな物まねだけが上手な個性もなけりゃ主体性も感じられない輩は、その教えた上司や先輩に取り入る事が出来たとしても、それ以外の周囲からはどう見られるか判ったもんじゃないですからね。若くして「使えない奴」というありがたい称号を手に入れることになりかねないかも知れません。

前回申しましたとおり、最初はそれでもイイんです。先輩や上司から教わったとおりに上手にトレースできる能力があるって事を見せつけてやる必要もありますから。ただ、そればかりで全てが丸く収まると思ったら大間違い。

「最後は頼るな」と言ったのは、最終的にどうやって生きるのかは、誰も教えてくれないということも意味しております。

これまで生きてきた20数年間の常識では計り知れない、トンでもない結論を聞かされるかも知れません。「それはコンプライアンス上はいかがなもんなの?」と疑問を抱くこともあるかも知れません。ブラックな企業で働く企業戦士は、すでに頭の中までブラックな黒騎士や黒魔導士になっているのかも知れません。

そんな時に頼れるのは誰でしょう?

親兄弟?彼氏彼女?大学の教授や先輩後輩?

セカンドオピニオン的な拠り所を作っておくことも大事ではありますが、最後に頼れるのは結局己自身だけなんじゃないかと思いますよ。

そんな迷える子羊たる前途洋々とした若者に、この古臭い過去のエントリーを贈ろうと思います。

真☆煩悩の赴くままに: 609:【戯れ言】正しさの判断基準とは?の巻
何度読んでもイイ話もだなぁと自画自賛。

真☆煩悩の赴くままに: 610:【戯れ言】盲目的に他人を信じるなんてのは愚かな行為だと思わないか?
ほら、耳が痛いし読むのも辛いだろう。

真☆煩悩の赴くままに: 643:【戯れ言】正解は「成功したいのであれば、多少は努力しなければならない」なんじゃないか?の巻
ちなみにこの話もとてもタメになる話だから読んでおくとイイかもよ。←また自画自賛。

「誰にも頼らずに生きていける人間になる」ことが目標というか、「何が自分にとって納得できる正しさなのかを判断できるようになる」ってことになりますかね。最初は右も左も判らないと思いますから、かなり難易度高めな話であることは確か。すぐにそうなれなくても落ち込む必要などありませんからね、念のため。

ちなみに、この手の話をどこの馬の骨とも判らんブログで言われてもどうしていいのか判らないと思いますんで、教育界の重鎮が語ったこんな話も掲載しておきますよ。

東大卒業式の式辞が深いと話題に「善意のコピペや無自覚なリツイートは......」(全文)
ホントになにが真実かって見極めるのは難しいですな。

「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」 信州大学長に学生は
当初は変な方向で報道されてましたが、よくよく考えてみれば先ほどの話と通ずるものがあります。

お一方だけじゃないってのがミソね。ボクも含めて「おっさんが言うこと」には違いないけど、それなりに経験を積んだ人たちの語る言葉はあんまり無碍にしない方が無難。最初はハスに構えて穿った見方をしててもイイので、まずはその言葉に耳を傾けてみなさいって。どうせタダなんだし。そんな数多ある言葉の中から自分自身で「これはっ?!」と思ったものだけを記憶して、己の糧とし、誰とも異なるオリジナルなあなたをこれから積み重ねて行けばイイんですよ。

そんな風に独り高みを目指してコツコツと地道に努力していきさえすればイイんですが、その途中途中に立ちはだかる同調圧力ってヤツがまた厄介なんですが......これを語り始めるとまたまたすごく長〜くなってしまいますので、またほとぼりの冷めた頃にいきなり語ってみたいと思います。


まだ社会という名の大海で小さな船を漕ぎ出したばかりですから、ドッシリと構えて焦らずにコツコツやっていくのが一番大事かも知れませんね。いろんな場面に遭遇し様々な人たちと関わって行く中で、少し前の自分よりもちょっとだけ成長出来ていたら、それはそれでイイんじゃないかと思うんですよ。最初から意識高めで行って途中で息切れしないようにして下さい。

特に身体や心を壊してしまったら元も子もないですからね。無理や無茶は禁物。若いと思って頑張れる期間は意外と短かったりしますので、あまり過信し過ぎないようご注意下さい。

あっ......「だった2つだけアドバイス」と言っておきながら、最後に畳み掛けるように色々書いちゃってますな、失敬失敬。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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