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2015年4月27日月曜日

925:【失敗事例】愛機PEN E-PL2でサッカーの試合の様子を撮影するために超望遠ズームレンズを買おうっ!の巻〜後編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

前回は、子供のサッカーの試合で迫力ある写真を撮るために、超望遠ズームをAmazonで物色し、購入手続きをしたところまでをお伝え致しました。

真☆煩悩の赴くままに: 924:【失敗事例】愛機PEN E-PL2でサッカーの試合の様子を撮影するために超望遠ズームレンズを買おうっ!の巻〜前編〜
レンズだけでもお高いのね。

とっても便利なAmazonプライムのおかげで、ポチッと注文したその翌日にはボクの購入したコイツが家に配達されてきました。

ところが、ここから予期せぬ事態へと陥ることになります。

っていうか「普通はそんな失敗しないだろ?」ってな話が始まるのです。

今回はこの「失敗事例」と銘打った謎を見事に解き明かしてみせましょう。

もちろん、ジッちゃんの名にかけてっ!!

っていうか、コレって完全にマッチポンプだろ?


んで、何が失敗だったのか?

さてさて、届いたブツはすぐさま開封しまして、今では相当古い機種となったコイツへの装着を試みることになります。

古い機種とは言え、一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラならば、レンズマウントの形式さえ間違わなければ問題なしなので、この時点では余裕綽々。

ちなみにOLYMPUSのミラーレス機はマイクロフォーサーズというタイプのレンズマウントになっており、OLYMPUSだけでなくPanasonicのレンズも使える規格になってます。

今回購入したのは、まさにそのOLYMPUSの純正レンズになりますので、

アホでも間違いようがない......ハズだったのです。

開封の儀なんてまどろっこしい事は抜きにして、箱から超望遠ズームレンズZUIKO DIGITAL ED 70-300mmを取り出しまして、いざ愛機PEN E-PL2のレンズマウントに装着しようとしたのですが......。

あ、あれっ?

同じOLYMPUSの製品なのに、まったく装着出来ません。

普通はレンズとカメラの双方についている赤いマークを合わせると、カチッとハマり、半周くらい回せば終了となるハズなんですが、赤いマークを合わせてもカメラとレンズがマウントしません......。

そうです。やっちまいました。マウント規格が異なるレンズを買っちまったんです。

ボクの愛機PEN E-PL2などのOLYMPUSのミラーレス機のレンズマウント方式はマイクロフォーサーズとなっておりまして、装着出来るレンズはM.ZUIKO DIGITALのレンズ群になります。

例えば、前回の途中で買おうか迷っていたコレ。

コレなんかはボクの愛機PEN E-PL2でも使えるレンズなんですが、Amazonの割引でも5万円弱とお高い製品になっております。

なので、恐らく安くなっているであろうコイツのひと世代前の製品を物色しておったのですが、それはコッチだったみたいなんですよね。

コレも確かにボクの愛機PEN E-PL2でも使えるM.ZUIKO DIGITALのレンズなんです。

ですが、いま一度ボクが注文したレンズを見てみますと、

M.ZUIKOの「M.」が付いてないんですな。ははは。

そうです!カメラど素人でもやらないことをしでかしちまったんすよっ!

そりゃあレンズマウント規格が異なるんですから、装着出来ないワケですよ。いや〜良かった良かった。これで謎が解けました。

どうりで2007年製と古いレンズなワケですよ。OLYMPUS PENシリーズが発売されたのは2009年ですから、その前から販売されてたレンズはPENシリーズ用に作られたレンズであるワケがありませんね。

いやぁ〜まいった、コイツは一本取られたわ、ははははは......。

っていうか、笑い事じゃねぇよっ!

安くなっているとは言え、少ない小遣いをやり繰りして37,000円弱の大枚叩いたのに、買ったら使えないレンズって、いったいどうすりゃイイんだよ!


解決策を模索する

箱を開封した直後に残酷な現実を知ってしまったボクは、真夜中のリビングにただ一人佇むだけでした。

......またこれか。出番が多くないか?

途方に暮れつつも、ボクの心臓はいつもよりも早く脈を打っていました。ひょっとしたら、今まさに目の前で繰り広げられているあまりにもショッキングな出来事のせいで、動悸・息切れ・目眩が同時に起こっていたかも知れません。

こんなモンも売ってることにビックリだわ......。さすがAmazon。恐れ入りました。

キッチンでコップ一杯の水を飲み、ベランダに出て軽く一服して何とか冷静さを取り戻したボクは、普段会社でもしないようなフル回転の思考を巡らせました。

やらかしてしまった事実は今さら消しようがないし、購入先がAmazonだから返品って面倒くさそうだな。こうなったらこのレンズが使えるカメラ本体のボディを今から物色するか?どうする?


でもまぁ、こんなボクでも拾う神ありってな感じで、意外とアッサリと解決策が見つかっちゃったりするもんでしてね。唯一絶対神とも言える結論へとたどり着くことになりまして、追加でコイツも購入することで解決への糸口を掴むことになりました。

この非常に優れた製品は何かって言うと、ちゃんと確認しないでマウント方式の異なるレンズを買ってしまった輩を救う救世主とも言える「アダプター」なるものになります。

つまり今回の例で言うと、間違って買ってしまったフォーサーズ規格のレンズでもマイクロフォーサーズ規格のカメラに装着出来るようにするための、何とも素晴らしいとしか言いようがない製品になるワケですよ。

フォーサーズレンズ→マイクロフォーサーズカメラということであれば問題ないのですが、マイクロフォーサーズレンズ→フォーサーズカメラって話だとまたまた無駄に出費するだけになってしまうので、いちおう小さなiPhone5sの画面でAmazonに書いてある説明書きをキチンと確認した後にポチッとしまして、事無きを得るとでも言うんでしょうか。

よくよく考えてみると、本来ならコレ単独で良かったのに、

少しの差額をケチったがために、結局は追加の買い物をしなくてはならないハメになりました。自業自得なんですけど。


今回の被害総額とまとめ

結局同じくらいの費用を費やしてまで、レンズとアダプターを購入するというD難度の離れ業をやってのけたっつうのが今回の失敗事例の真相となります。

ちなみに成功した場合と今回の失敗事例の差額を確認しておきましょうか。

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm単独の場合
  • 定価68,040円(28%オフで48,980円)
  • ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm + MMF-3アダプター
  • →定価51,300円(29%オフで36,595円) + 定価21,600円(36%オフで13,817円)= 定価72,900円(割引価格50,412円)

ほらね、結局は1,500円弱も多く出費してるっつうことですよ。

まぁ授業料みたいなモンすかね。

これで済んでホントによかったわ。

ということで、皆さんは買い物する時にはちゃんと確認してから購入して下さいねってことですよ、えぇ。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)


※本文中に記載した価格は全て執筆時のものです。

※今回は動揺し過ぎて写真がありませんが、ネタではなくホントにしでかした実話です。


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