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2015年12月21日月曜日

1014:【iPhone】複数台あるiPhoneの写真データを集約する方法とは?の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

今度の命題は「2つある古いiPhoneのデータを1つの最新のiPhoneに如何様にして集約するか?」という研究に取り組んでおります。

真☆煩悩の赴くままに: 1013:【iPhone】バックアップ以外でiPhoneのデータを移行する方法とは?の巻
コイツは難題だ。

ふだん何気に使っているサードパーティー製のアプリのほとんどがインターネット上にて提供されているいわゆる「クラウドサービス」ってヤツになってまして、知らないうちにデータのバックアップは取らなくても大丈夫な世界が常識になっているという、ちょっと前までは考えられないサイバーちっくな電脳世界が展開されていることを思い知らされました。ホントに便利な世の中になったもんですな。

iPhoneに入っているのは大半がApp Storeからダウンロードしたアプリで、それらが使用するデータはそれぞれのサービスを提供するサードパーティーの所有するサーバーと通信して入手する形態になっているため、古いiPhoneから新しいiPhoneへと移行するのはアカウント情報(ログインIDとパスワード)くらいでよろしいんじゃないすかね?という話でした。

ところが、アプリと並んでボクの古いiPhoneのストレージを占拠していたのが、iPhoneのカメラで撮影した写真データでして、「こいつらばかりはどうにかして新しいiPhoneにそのまま移行したいなぁ〜」とノスタルジックにセンチメンタルな想いがふと生まれてしまいまして、その方法をいろいろと考えてみることにしたっつうのが今回のお話になります。


写真データもクラウドサービスに預ければイイんじゃね?

アプリはAppleApp Storeに購入履歴が残っているので、一度購入したものはいつでもダウンロードできます。そのダウンロードしたアプリで使うデータは、そのアプリ
提供するベンダーが所有するサーバーと通信することでいつで参照・閲覧できますし、なんならiPhoneにダウンロードすることも可能です。

「だったら、iPhoneで撮影した写真もクラウドサービスを使って保管しておけばイイんじゃねぇの?」っていう流れになるのが自然かと思います。

撮影した写真を預けるというとまず真っ先に思い浮かぶのがGoogleが提供する写真データの保管サービスであるGoogleフォトになりますかね。

Googleフォト
カテゴリ: 写真/ビデオ

古くから利用している人にはPicasaって言えばわかりますかね?あれがGoogle+を経て進化したGoogleのフォトサービスですよ。

詳しい内容は他のブログに任せますが、このGoogleフォトというサービスはほぼ無料で全ての写真データを保管してくれる素晴らしいサービスでして、1600万画素以内の写真データはそのまま保存できますし、1600万画素を超えるデータも自動的に高画質のまま1600万画素までに圧縮してくれるので、高望みをしなければ無制限に写真データをタダで預けることができます。しかも一度バックアップが完了した写真はiPhoneから削除してストレージの容量を気遣ってくれるイイ子なんです、このGoogleフォトって子は。

「1600万画素ってのはどのくらいの写真なの?」ってのはボクにも解説しづらいくらい難しいんですが、きっとたぶんiPhoneごときで撮影した写真なら余裕で範疇に入る高画質なんじゃないすかね。よくわからんですけど。

無料で無制限な1600万画素ってどんなサイズ?写真と動画がネットに保存できる新サービス「Google フォト」の落とし穴!?対象ファイルでも常に圧縮される【レビュー】 - S-MAX
せっかくなので、参考になりそうなブログを貼っておきますね。

同じGoogleのアカウントでログインすれば、異なる2台のiPhoneの中にある写真データが撮影日順に集約されるので、バックアップ代わりにも使ってみない手はありません。とっととアプリをダウンロードして、自宅のWi-Fi環境下で約5,000枚はある写真データをアップロードするに限ります。

ですが、これでは困る事態が出てきてしまいました。いや、別にそんなに困らないんですが、ブログ用の写真をとあるところにアップロードするのにちょっとだけ面倒くさいんですな、Googleフォトに預けてしまうと。

完全にボク目線のボク的な都合なんですが、やはりiPhoneのカメラで撮影した写真はiPhoneのカメラロールに保存されていないといちいち面倒なんですわ。過去の写真をそんなにブログに掲載することもないんですが、「転ばぬ先の杖」っつうんですかね、とにかく手元(iPhoneの中)に置いておきたいというワガママボーイなボクなのです。

なので、Googleフォトはあくまでもいろんな写真、iPhoneで撮影した写真に限らずデジカメで撮った写真もPC経由でアップロードして、念のためのバックアップとして活用するようにしたいと思います。


複数台のiPhoneの写真をマージする方法があった!

Googleフォトに写真のバックアップを取りながら考えていたんですが、「一度Googleフォトにアップロードした写真を、一括して新しいiPhone6sにダウンロードすりゃイイか?」ってしち面倒くさい方法なんかも思いついたんですが、アップロードするのにも時間が掛かるのにまた同じ時間だけ掛けてダウンロードするのもかったるいなぁ〜と思いまして。

ですが、やはりどこかのクラウドサービスを介して写真データを統合するのが手間は掛かっても確実な方法なんですよね。もっと便利なほうほうはないのかしら?

......と、ここで、大きな見落としをしていることに気づきます。一番肝心なクラウドサービスを忘れてましたわ。

iPhoneを使っている人間が「クラウドサービス」と聞いて真っ先に思いつかなきゃいけないのがiCloudであることにようやく気がつきました。おはようございます。

iPhoneをご利用のみなさんならすでにご存知、ボクらの味方Appleが提供するのが、純正クラウドサービスであるiCloudですね。iPhoneの辞書にも入ってるくらいでして、「あいく」くらいまでフリックすると変換候補に「iCloud」がちゃんと出てきます。ブログの原稿書くのにとっても便利。ちょっと前まで特集していたmophie juice pack air for iPhone6s/6なんて一文字一文字QWERTYキーボードで打ってたんですからね。面倒くさいったらありゃしない。あれだけ連呼してたら、そりゃ親指も攣りそうになるってなモンですよ。

おっと、横道に話が逸れるのはいつもの事ですが、軌道修正してiCloudに話を戻しましょう。

Apple ID毎に無料で5GBまで提供されるクラウドストレージサービスがiCloudってヤツでして、写真に限らずいろんなデータを保存したり繋いでくれたりします。そもそも毎日iPhoneのバックアップを保存する先として活用していたんでしたよ、iCloud。いつもお世話になっておりました。

散々「iCloudに保存してあるバックアップからの復元」がどうのこうのと述べておきながら、このiCloudの可能性について検証することを失念しておりました。いやぁ〜失敬失敬。

例えば連絡先(電話帳)だとかユーザー辞書だとかSafariのブックマークなどは、iCloudによってiPhone5siPhone6plusiPad mini 2が常に同期されるように設定していたので、全てのiOS機器で同じもの同じデータを使うことができていました。

また、このiCloudの機能の一つである「iCloudキーチェーン」ってヤツを使えば、同じApple IDで使う限りはサイトのログオンパスワードやクレジットカードの情報などが共有できます。これは以前に後述するって言ってた移行しなくても大丈夫なデータのカラクリの正体でしてた。

とにかく、このiCloudを使うと、じつはほとんどのデータ移行に悩む必要はありません。その大いなる恩恵をボクもとっくに授かっていたのでした。

iPhoneを2台持ちしてる時も、この素晴らしきiCloudを介して、iOS機器間でいろんなデータはつ常に連携されていたので、わざわざ手動でチマチマとデータの同期を取る必要がなかったのです。いやぁ〜なんて便利な世の中なんでしょう。

もちろん、新しいiPhone6siPhone5sのバックアップから復元したこともあって設定が引き継がれておりますし、同じApple IDで運用しておりますから今後も特に何も考えずとも自動的にiCloudに大元のデータが保管されてそれを他のiOS機器でも使うことが出来るはずです。もうデータ移行で悩むのなんてやめましょう。

これらすでにマージされているデータ(連絡先やらユーザー辞書やら)については、新しいiPhone6sに機種変更しても今さら難しく考える必要はなさそうなことは既に立証されておったのですが、たった1つだけ、過去からiCloudで連携していないデータがありました。

そう、それが「写真」のデータ

iCloudで唯一使っていなかったのが、複数台のiOS機器で写真を共有するiCloudフォトライブラリという機能になります。

これには「サービスが開始された当初はあまり使い勝手(サードパーティー製のアプリでの使用とか)があまりよろしくなかった」ってな理由がありまして、食わず嫌いのままここまできてしまったと、そういうワケでございます。

スゲーな、Amazonプライムミュージックにはこんな古い曲もあるのか。

たしかこのiCloudフォトライブラリは今年2015年の春頃に始まったサービスだったかと思うのですが、その頃のiOSのバージョンはまだあの忌まわしきiOS8でした。今は洗練されたiOS9.2になりましたし、サービス開始から半年以上経ってますので、それなりに使えるものになっているんじゃないかと推測されます。

こりゃあ期待大ですな。


ということで、ここまで暗い洞窟の中をただひたすら出口を求めて歩いてまいりましたが、ようやく遥か彼方に一筋の光が見えてきました。

おそらく多少は改良されているであろうiCloudフォトライブラリを試しに使ってみることに致しましょう。

......と、思ったのですが、どうやらお時間が来てしまったみたいです。

いや、ほら、なんせこの時期は忘年会だとか何だとかでいろいろと忙しいもんですから、なかなかブログを書く時間が取れないんですよね。←それはお前が呑んだくれて帰りの電車で爆睡してるからだろ?

ということで、まだまだ先は長くなりそうなので、これ以降は次回にご期待ください。

っていうか、年内残り少ないんだけど、大丈夫かいな?

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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