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2016年2月5日金曜日

1029:【戯れ言】映画『さらばあぶない刑事』を観に行ったので、刑事ドラマについて語りたくなってきた!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

いやいや、おじさんとしては寂しい限りです。

あの伝説の刑事ドラマである『あぶない刑事』の劇場版最新作が公開されるこの日を待ちに待っていたのは確かなんですが、これで最後かと思うと何だかそこはかとない寂しさが溢れてくるのは、どうしてなんでしょ?それが歳を取った証拠なんですかね?

映画『さらば あぶない刑事』公式サイト
出演者のみなさんが歳の割にはあんまり変わってないところがスゴいよなぁ。

ということで、公開日の1月30日(土)は当然ながらサッカー少年団の練習があったので行けず仕舞いだったので、いつも通りに鑑賞料金が安くなる平日のレイトショーに、しかも貯まっている割引クーポンを使って行って来ました。

まだ公開中の映画なので、その内容について多くは語らないようにしますが、っていうか今回は全く語る気はありませんが、久々に刑事物を観たら刑事ドラマについて語りたくなってきたので、そのお話をさせていただければと思います。

えっ?!

「テキストエディタアプリの話はどうなったんだ?」ですって?!

そんなの、いつものパターンでもったいぶって可能な限り引っ張るに決まってるじゃないすかっ!

ははは、ごめんなさい。


いにしえの刑事ドラマの系譜

ボクが子供の頃の刑事ドラマって言えば、『太陽にほえろ!!』とか『Gメン'75』とか『特捜最前線』とか『西部警察』とかだったんですよ。どのドラマも捜査課だとか捜査一係だとかの組織を主軸に置いた大所帯の刑事ドラマでして、毎回主役が交代する一話完結を連続してお送りする形式でした。

中でもシリーズが長かったのは、『太陽にほえろ!』だったんじゃないすかね。ボクが物心つく前からやってて、中学生頃まで観ていた記憶がありますし。

ボスと呼ばれる藤堂係長(石原裕次郎)を中心とした七曲署捜査一係の面々が活躍するドラマでしたね。個性的な刑事が多く、あだ名で呼びあう点が特徴的でした。名前そのままの山さん(露口茂)ってのもあれば、階級から来た長さん(下川辰平)もあるし、捜査の特性から来たゴリさん(竜雷太)なんてのもありましたね。見た目がゴリラだからじゃなくて、「ゴリ押し」から来てるんですよ。だってウィキペディアにそう書いてあるですもの。

マカロニ(萩原健一)とか殿下(小野寺昭)とかスコッチ(沖雅也)とかボギー(世良公則)などのその見た目の雰囲気や風貌から来てるあだ名もあれば、ジーパン(松田優作)とかテキサス(勝野洋)とかスニーカー(山下真司)みたいに服装や身につけるものから来たあだ名もあありました。その刑事の趣味趣向に由来するロッキー(木之元亮)とかラガー(渡辺徹)とかもありましたね。

金曜夜8時からの1時間枠でかなり長く放映されていたんじゃないでしょうか。ウィキペディアによると14年くらいやってたらしいっす。たまに主役級の刑事が殉職する回があって、いつもは1時間枠のドラマがその時だけ2時間スペシャルになったり2週連続になったりしていたような記憶があります。出ていた刑事のほとんどが殉職している珍しくもおぞましい呪われた捜査一係でしたっけ。ちなみに先に挙げた刑事たちは、ボスと長さんを除いてみんな殉職してます。あぁ、恐ろしい。

意外と石原プロの俳優さんは出演していないんですよね。ドック(神田正輝)くらいじゃないすかね......。あ、そういえばマイコン(石原良純)なんてのも居ましたっけ。

ボスが病気療養中という設定だったパート2の頃(全然記憶にない)には、渡哲也寺尾聰なども出演していたみたいですが(観てなかったからよく知らない)、石原プロが好きな方々はこっちの方が好きなんじゃないですかね。

日曜夜8時枠でやってたど派手なアクションシーンが売り物の刑事ドラマでしたね。団長(渡哲也がヘリコプターに乗ってショットガンをぶっ放したり、車が横転したり戦隊もののように爆発炎上したりと、非日常的でリアリティとは無縁な刑事ドラマでした。

日産の車が活躍するドラマでもありましたね。フェアレディZとかスカイラインGT-Rなどをど派手に改造したまるで族車のような警察車両でした。「そんなに目立っちゃ覆面パトカーの意味ねぇじゃん!」って思いながら観てましたっけねぇ。

こっちの刑事ドラマには寺尾聰(当時所属)とか舘ひろし峰竜太(当時所属)などの石原プロの俳優さんがよく出ていた印象があります。このドラマの前身になるのかどうだか知りませんが『大都会』と出演俳優がかなり被っている印象。

放送期間は意外と短く5年間程度だったみたいてすな。

こちらも10年近く長期に渡って放送されていた刑事ドラマの代表格となる(とボクが勝手に思ってる)作品。

水曜夜10時枠だった(最後の方は木曜夜21時枠)だったので、お子ちゃまには非常に見づらいドラマでした。放送時間が遅いのでたまにしか観ることが出来ませんでしたが、仮面ライダー1号の本郷猛(藤岡弘)やゴレンジャーのアカレンジャー(誠直也)やミドレンジャー(夏木夕介)が出演してたドラマだったので、眠い目をこすりながら観ていたんだと思います。でも、内容はほとんど覚えてないんですわ。

ちなみにアオレンジャー(宮内洋)は『Gメン'75』の方に出演してましたっけ。

確か初期メンバーじゃなくて、途中からの出演だったかと。

1976年の正月スペシャルを観てる時に、「なんで『Gメン'76』にならないんだろう?」と子供心に思ってたことを思い出しました。当時ボクは5歳だったんですけどね。


コンビ刑事が活躍するドラマの系譜

そんな大部屋多人数入り乱れまくりなドラマだった刑事物が、二人の刑事がコンビを組んで主役を張る形式に変化したのは、たぶん『誇りの報酬』というドラマが最初だったんじゃないかと思います。

日曜夜9時の枠で日テレで放送されていたドラマでして、TBSの東芝日曜劇場とフジの花王名人劇場とモロに被っていたんですよ。視聴率的にはどうだったのか知りませんが、中学生か高校生だったボクは欠かさず観てました。

主役は中村雅俊根津甚八。もちろん二人とも普通の捜査官で役付ではありません。口うるさい嫌みな捜査課長役が確かハンターチャンスの人柳生博で、ヒロイン役が元キャンディーズの伊藤蘭だったような。

残念ながらDVD-BOXは売ってないみたいですが、サントラ盤はありました。これですね。

この『誇りの報酬』が1985年度10月から1年間(49話)放送されてました。それまでの刑事ドラマ同様、どちらかというとシリアスな話ばかりの真面目なドラマでした。

この後、1986年10月から始まったのが『あぶない刑事』になります。

やばい、DVD-BOX出るのかぁ。買っちゃいそう。自分でリンクを貼っといてなんなんだけど。こんなことならちょっと前に本屋で売ってたDVDマガジンをセコセコと買い集めてればよかったわ。

主役はみなさんご存知の通り、ダンディー鷹山役の舘ひろしとセクシー大下役の柴田恭兵。それまでの刑事ドラマとは違ってコミカルでユーモラス、しかも日本中がバブル期に突入する頃ってこともあって、それまでは無縁だったオシャレさをも兼ね備えた刑事ドラマでした。

ちなみに、刑事ドラマがコンビ刑事を主軸に置き始めたのは、アメリカのTVドラマの影響だったとも言われています。そのきっかけとなったのが、『MIAMI VICE』という二人の麻薬捜査官を主役にしたドラマ。

ちなみにこのMIAMI VICEはシーズン1〜5までありまして、DVD40枚(8枚組DVD-BOX×5シーズン)もあります。まだシーズン2の途中までしか観れてねぇ。まぁ、『MIAMI VICE』の中で出てくる麻薬の元締めであるカルデロン一家が『あぶない刑事』の銀星会になっるって感じになるんですかね。

でも、この全米No.1セクシー男優Don Johnsonを輩出したドラマはすこぶるシリアスな展開が売り物でして、これを真似たのはどちらかというと『誇りの報酬』のほうなんじゃないかと。立ち居振る舞いとかオシャレさを引き継いだのが『あぶない刑事』の方になるかとおもいます。サングラスとか車とか、そういう小物の辺りにそんな雰囲気というか匂いを感じます。個人的な見解ですけどね。

1986年に始まったTVドラマの『あぶない刑事』は1年間続きまして、

劇場版2本を挟んだ後の1988年からは『もっとあぶない刑事』が金曜夜20時枠で約半年間放映されました。

こちらは全25話と短めなんすね。全部で6万円弱か......。無理だな。


その後の刑事ドラマ

この後、個人的にあまりTVドラマを見なくなったりもしたのでよくわからなくなっているんですが、二人の刑事がコンビを組むドラマってのは『相棒』シリーズくらいしか思いつかないんですよね。

このドラマは全く観てないので、何にも語れないんですけど、あぶない刑事と違うのは、コンビの片割れがコロコロ代わるってところですかね。これもけっこう長くやってますよね。全然観てないんですけど。

コンビ物ではありませんが、『踊る大捜査線』も世間受けした刑事ドラマでしたね。


軽快でコミカルなところは似てますが、刑事二人がコンビを組む話ではありませんでした。青島刑事(織田裕二)と室井管理官(柳葉敏郎)がコンビっていうとらえ方ができなくもないですが。

あと、従来路線からは考えられなかった女性刑事が活躍するドラマもありました。

アンフェア』はTVシリーズも劇場版も全部観てます。

一話完結ではなく、ズーッと謎が続くドラマだったんで、結局最後の劇場版まで目が離せませんでしたよ。そろそろ地上波でやらないすかねぇ、『アンフェア the end

もうすぐ発売されるみたいっす。楽しみだわ♡

そういえば、『ストロベリーナイト』なんてのもありましたっけねぇ......って、ホントにキリがないっすね。


長々とこれまでボクが視聴して来た数々の刑事ドラマを振り返ってみましたが、この他にも一時期警察小説マイブームがあって、かなりの数の刑事物の文庫本小説も読んでたりしますが、それまで語り始めちゃうと話がいつまで経っても終わらなくなっちゃうので、今回はこの辺りでやめておこうかと思います。

しかし、こんなに刑事物のドラマを観てるのに、刑事に憧れて警察官を目指そうとしてないんだから不思議なんだよなぁ。ま、それとこれとは別ってことなのかな?!

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

※文中に出てくる俳優の方々、敬称略です。ごめんなさい。

※あくまでもボクの個人的視点での話なので、もちろん抜けが多いです。すみません。

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