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2016年4月22日金曜日

1061:【Walkman】今更ながら白状すると、あれからいろんなカナル型ヘッドフォンを購入してました......の巻〜前編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

少し前に気がついたんですが、最近このエントリーのPage Viewがちょっとだけ増えてきているみたいなんです。

真☆煩悩の赴くままに: 874:【Walkman】追加購入したSONY製カナル型ヘッドフォン「MDR-XB90EX」の音を確かめてみよう!の巻
ずいぶん前に書いた話なんだけど、どうして?

今から遡ること1年と4ヶ月くらい前のエントリーですね。その数ヶ月前に突然Walkmanのヘッドフォンが断線してしまったことに端を発した話でした。

要するに、上記の話は「ヘッドフォンを買い換えたよっ!」てな話なんですけど、それからも紆余曲折がありましてね......。

その後にあったことを書いていないことにふと気づきまして、今更ながらに正直におのれの所業を告白する決意が固まりました。

今回はその後の話をさせていただきたいと思います。


ボクと音楽の関係性みたいなもの

生活と切り離せないと言えば「衣・食・住」が中心になりがちだと思いますが、ボクの場合はそれに加えて「音楽」というものが欠かせない必須アイテムとなっております。

誰が言ったか知りませんが、" No Music, No Life "とはよく言ったものです。言ったそいつに座布団3枚あげたいくらいです。ボクにとっても音楽は生活の一部、いや人生の一部なんです。For Beautiful Human Life!←それは違う。

昔はよく「ながら作業は良くない」と言われたもんです。リビングでテレビを見ながら宿題とかしていると、しょっちゅう親に怒られていた気がします。そんな時は自室に籠もって、カセットテープにダビングした好きな音楽(当時は歌謡曲中心)を、少しだけ音量を控えめに絞ってラジカセで奏でつつ、いそいそと宿題を片付けてましたっけねぇ。

何をするにもバックグラウンドミュージックがないとなんとなく物足りなさを感じますし、「もはや音楽は生活必需品と言っても過言ではない」と自信を持ってハッキリと宣言しちゃいたいくらいに、ボクにとっては欠かせないものとなっております。

「音がないとなんとなく寂しい」ってのもありますが、たまには目を瞑ってリラックスした状態にて、真っ正面からドップリと音楽に向き合う時間を持つってのも、またオツなものですよね。

ま、平日の帰りは遅いし、休日は休日でほとんど屋外で活動してるもんですから、そんな時間なんてそうそう持てないんですけどね。そういや日焼けしてもう腕の皮が剥け始めましたよ。まだ4月半ばだっつうのに。

そんな感じなので、どうしても音楽と向き合うのは通勤途上の電車の中になりがちになってしまうんですな。そりゃ仕方ないって。

となると、スピーカーを使って大音量の音を楽しむなんてのは夢のまた夢でして(周りの皆さんに大迷惑ですから)、どうしても愛用のWalkmanとヘッドフォンを使って「頭蓋骨の中だけで密かに音楽を奏でる」という限られた方法しか取らざるを得ないのです。


その後の紆余曲折

音楽への没入感と周囲への配慮を合わせて考えると、どうしてもカナル型ヘッドフォンという選択になってしまいます。バックグラウンドミュージックとは言ってもなるべくならシッカリとした音量は確保したいですから。

Walkmanに合うカナル型ヘッドフォンを
SONYさんもたくさん出していらっしゃって目移りしちゃうんですけど、そりゃあもちろん音質もイイに越したこたぁないですもん。

かつて買ったばかりのWalkmanをうっかり落としてしまい余計な出費をした身だったもんですから、音質云々よりも安全性を考慮してコレを使ってたんですが、

使い込んでるうちに断線しちゃいまして、過去のエントリーでは、こんなカナル型ヘッドフォンを購入したっつうご報告をさせていただいたかと。

ま、どっちもかなり古くから出ているカナル型ヘッドフォンでして、値段がこなれている時を狙ってサクっと購入しちゃったもんです。

いずれのカナル型ヘッドフォンともHR/HM好きにありがちな重低音炸裂専用機種なんですけど、家電量販店でいろいろ試聴しているうちにアレもコレも欲しくなってしまうのは致し方のないことっつうか、そちら(通勤電車の中での音楽生活)方面への飽くなき挑戦者スピリッツが遺憾なく発揮されちゃったっつうかね。

この2つで重低音を重視した機種選定をしてしまったもんですから、今度は中高音がキレイでクリアに聴こえるヤツが欲しくなったりしません?しますよね?

この後も毎週月曜日の会社帰りに最寄りの有楽町駅前にある家電量販店に足繁く通いまして、セールになるのをジッと堪えて待ち、5,000円台になったところでまずはコイツを購入しています。

あの時も欲しい欲しいって書いてたもんね。虎視眈々と狙っておったワケですよ、へへへ。

IMG_0434.jpg

iCloudフォトライブラリを遡ったら、出てきましたよ、買った当時に撮っていた写真が。ネタにするつもりだったんだろうな。撮影日は2015年1月7日、今から1年以上も前の話ですがな。

ちなみに、この頃の狂ったような傍若無人っぷりを検証してみましょう。史実を遡るとこんな感じになります。
  • 2014年12月3日
  • MDR-NWN33Sが断線したっつうエントリーを公開。
  • 2014年12月8日(月)
  • 5,000円未満と安くなっていたMDR-XB70をここぞとばかり衝動買い。
  • 2014年12月15日(月)
  • 前回は置いてなかった上位機種のMDR-XB90EXがワゴンセール状態で安かったので衝動買い。
  • 2015年1月7日(水)
  • 当時売れ行きNo.1だったMDR-EX650が御愛顧感謝セール状態で5,000円台まで値下げしていたので衝動買い。

......完全にボーナスの小遣いが手に入って浮かれまくっている状態ですな。

まぁ、喉から手が出るほど欲しくて、やっと手に入れて音質も理想的で気に入っていたはずのMDR-XB90EXがあるのに、新たなMDR-EX650に手を出してしまったのかと言いますと......過去のエントリーにもその理由がちゃんと書いてありました。

ところで、ここまでベタ褒めのMDR-XB90EXではありますが、唯一気になるのは絡みにくいというセレーションコードがかなり固めであるところ。
コードがスーツやコートなどと擦れる音がダイレクトに耳に伝わってしまうのがカナル型ヘッドフォンの欠点なのですが、コードが固いので曲が流れていない時のタッチ音がスゴく気になります。電車の中や座席に座って動かないケースはまだしも、再生している曲の音量にもよりますが、歩きながら曲を聴いている場面だとコードのタッチ音がかなり気になることもあるかと。
まだMDR-XB70のセレーションコードの方は柔らか目で良かったんですが、MDR-XB90EXよりも後発の製品なので、このカナル型ヘッドフォン唯一の欠点を補うように素材から改良したんでしょうなぁ、やっぱり。
ってことは、さらにコードに柔軟性がありそうなMDR-650EXも、やっぱり購入して試してみようかなぁ......。

な、な、ほら、オレの言った通りだべ?

正直者だっつうか行動が直情的っつうかさ、そのまんまじゃんなぁ。


MDR-650EX開封の儀

ということで、一応過去の写真も見つかったことなんで、その時の話を思い出しながらさせていただきますね。

同梱物はこんな感じ。場所はいつもの書斎の(ドトール)みたいですな。

IMG_0438.jpg

光が反射して見にくいビニールの小袋の中にはいつものイヤーピースがゴロゴロ入ってます。あとコード長アダプターも入ってました。

いつも通り、イヤーピースはMサイズからLサイズに変更して、耳の穴との密着性を控除させます。

IMG_0439.jpg

音漏れが嫌っていうよりも音を良くしたいというエゴからいつもそうしてるだけっす。例の低反発ウレタンが入ったイヤーピースは密着性が低く音質低下を招くので使ってません。

コードが120cmと長めなので、アダプターを使って調整するのもいつも通り。

IMG_0441.jpg

ご覧いただくと解ると思うんですが、セレーションコードと呼ばれる絡みにくいコードはかなり細めで柔らか。今回はココが肝。

さぁそして、ここ1ヶ月(2014年12月〜2015年1月)で購入したカナル型ヘッドフォン3兄弟揃い踏みの記念写真です。

IMG_0442.jpg

ホント、バカだよねぇ〜。でもこのバカさ加減は留まるところを知らないんですなぁ.......。

あっと、肝心なMDR-650EXの音についても語っておかねばなりませんな、失敬。

このMDR-650EXの特徴はと言いますと、ハウジングと音導管に真鍮を使っているということ。これにより伸びのあるクリアーな中高音を実現しようってな話ですな。他のは確かアルミニウム素材だったかな。まぁ確かに中高音はシャカシャカせずに綺麗に奏でてくれます、はい。

でも、ダイナミック型ドライバーか12mmと小さめ(MDR-XB90EXは16mm)なので、低音域の迫力が不足しがちな感は否めない、そんな感じ。

難しいですな、あちらを立てればこちらが立たず。全てを手に入れようと思ったら、もっと高級で高価なヘッドフォンに手を出さなきゃならないっつうことかいな。定価ベースで行くと1万円クラスのヘッドフォン(実購入金額はいずれも5,000円前後)だって結構高価な方だと思うんだけどなぁ。

そして、肝心な細く柔らかなセレーションコードはどうかっていうと、やっぱり擦れる音は完全にはなくなりません。これはもうどうしようもないんですかねぇ〜。

家電量販店で試聴する時はジーっと立ったままじゃないすか。だからコードがスーツやネクタイと擦れるなんて状態にはならないんですけど、歩きながら使ってみると、どうしてもこの擦れた時のタッチ音がダイレクトに響いてしまうんですよね。カナル型ヘッドフォンの宿命なんかなぁ。

ネックストラップと一緒になってたカナル型ヘッドフォンの時は、コードがそもそもストラップの中に保護されてて、この擦れた時のタッチ音なんて皆無だったもんですから、気にし出すと止まらないんですわ。

というワケで、理想の音楽視聴環境を求める旅はまだまだ続くことになるのです。

(つづく)

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