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2016年5月25日水曜日

1072:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜まだ残された手はあるはず......今度はポタアンだっ!〜の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

前回はお金を一切使わずに、家電量販店の店頭デモのみで実証実験を行うという暴挙に出てみました。

真☆煩悩の赴くままに: 1071:【Walkman】飽くなきイイ音の探求〜百聞は一聴一見に如かず!ホンモノのハイレゾを体験してみよう!〜の巻
世間様の迷惑にはならないように気をつけております。

その結果は......予想もしていなかった散々な結果となってしまいました。

そう、未熟なボクにはまだハイレゾは早すぎたみたいです......。

ということで、今回は音楽ファイルも今のまま、なおかつ音楽再生機器も今のままで、これ以上の高音質化を求められるものなのか?という点を中心に、更に考察を深めて参りたいと思います。

......アレしか手は残ってないよな。


残る手段は......ポタアンか?

ここまで手詰まりだと、そういうことになるんですかね。

以前に興奮したあまりにも持ち出したこともありましたが、まさかポタアンに手を出すことを本当に検討せにゃならんとは思いにもよりませんでした。

ご承知の通り、ポタアンってのはポータブルヘッドフォンアンプのことです。「ポタアン」であって「ポアタン」ではありません。ポアタンは「ポータブルアンプたん♡」の略称になってますので、お間違えのないよう。←だったらそこそこ近いじゃん!

んで、そのポアタンポタアン、コイツを使って音をイイ感じにしようってな希望的観測だけを頼りにイイ音の実現に向けた意気込みを語らにゃならんってことになるワケです、はい。

その時に引き合いに出したのが、コレ。

ま、とりあえずってことで、その気もないのにアフェリエイトのリンクを無節操に貼っておくのがこの業界の常套手段っつってね。まさかホントにコイツのことを真剣に取り上げることになるなんて、あの時は思ってもいなかったっつうのが正直な感想です、はい。

そもそもポータブルヘッドフォンアンプの何たるかを知りもしないど素人なもんですから、まずはコイツを素材に勉強して参りたいと思います。

もちろん、「ポタアン」ってのが持ち運び出来るポータブルなアンプってことは解ってますよ。

アレでしょ、iPhoneで音楽聴くのがオシャレだと思ってる輩がこぞってiTunesとか使ってiPhoneに楽曲を転送したはイイものの、あまりの音質の悪さに辟易して外付けのアンプに頼ることが常となった世の中になったから、突如として脚光を浴びるようになった機器ですよね。←なんか情報がおかしい。

そんなニーズにお応えしようと「SONYもポタアン作ってみました」って出てきたコレが初號機になりまして、

iPodやiPhoneには対応しているくせに、肝心なWalkmanには未対応ってんで古くからのSONYファン・Walkmanファンがシュプレヒコールの雄叫びを挙げたっつう話でしたよね。←そんな話はない。

批判を浴びて改心したSONYは、その後にも弐號機・参號機と製品を出し続けまして、

ようやくWalkmanにも対応した持ち運びに向く軽めのポタアンを出したってのが、先ほどの銀色の憎いヤツ、PHA-1Aになるんすね。

ということで、今回はこれにWalkmanをデジタル接続して、音を増幅させちゃおうってな話が、ボクにとってどれほど現実的な話なのかってのを検証してみようって流れになっております。

このポタアンの使い方とか理屈は解るんですけど、そもそも製品としてどうなんかとか、ボクのような色々と制約や条件のある輩がおいそれと手を出してイイもんなのかってことをよくよく検証してみなければなりません。

ということで、この製品に関する過去の記事なんかも漁ってみたりします。

ソニー、ハイレゾ再生対応ポタアン PHA-1A を3月21日発売。DSD 非対応のエントリー機 - Engadget Japanese
ちょい古い記事だけど、コレを参考にしてみます。

この記事に、色々と気になることがたんまりと書いてあります。まずは、その気になる点をひとつひとつ確認して行くことにしましょう。

  • DSDには非対応?

  • 記事のタイトルにも書いてありますよね。なんだか非対応って言われると気になっちゃうよな。

    んで?そもそも「DSD」ってのは何なの?

    ......うーんいきなり難しい。言葉の定義すら解らんとは。

    ということで、コレも見てみます。

    特集: What's DSD? - OTOTOY
    DSDについてはこちらで学びましょう。

    ふんふん、CDのPCM方式とは全く異なる1bitのレコーディング方式で、サンプリング周波数はCDの64倍と128倍の2種類があると、そういうことですな......。

    全然ボクには関係ないじゃん!

    んじゃあ「DSD非対応」でも全然いいや、お構いなし。気にせず次に行きましょう。

  • バッテリーの持ちは約6時間

  • お、おぅ、そうか。ポタアンってのも電気を使うんだよな、バッテリーを搭載してて当たり前か。

    ボクのWalkman NW-F807は3年以上使っていて内蔵充電池もヘタっては来てますが、満充電で25時間くらいは音楽を聴き続けることが出来ます。仮に音楽再生機器を新機種(といっても安いWalkman NM-A20シリーズね)に買い換えたとしたら、そいつは満充電で50時間以上は電池がもつはずなんすよ。

    それに接続するポタアンの電池が6時間しかもたないっつうのは......なんだか思いっきり足枷になってんじゃんっ!

    そりゃね、普段の通勤で6時間も音楽聴いてる暇なんかないっすよ。せいぜい片道1時間、往復でも2時間が関の山。電車の待ち時間とか歩いている時の時間を考えても3時間/日がMAXでしょう。「だったら十分じゃん!」って思わなくもないんですけど、またまたバッテリー残量を気にしなきゃならない機器が増えるっつうのもねぇ......。しかも、フル充電までに約3.5時間もかかるってんでしょ?

    一応、Walkmanを接続したままでも充電出来るみたいなんで、別々にコンセントを占拠するような状態にはならないかとも思うんですが、毎日毎日僕らはコンセントの前をいろんな機器に占拠されて嫌になっちゃうよ!(字余り過ぎ)ってことにもなりかねませんからね。ただでさえiPhoneだiPad miniだWalkmanだと充電するためのコードがゴチャゴチャなのにねぇ......。

  • 重さと大きさ

  • このポタアンPHA-1A単体じゃ音楽の再生は出来ませんので、自ずとWalkmanとデジタル接続して同時に持ち運ぶことになりますが、そうなってくると気になるのが大きさ重さになりますかね。

    一応音楽再生機器(Walkmanなど)をポタアンにゴムバンドで括り付けるのが主流となっているみたいですので、ひとまとめに持ち運ぶことが出来そうではあるんですが、厚みが増しますのでWalkman単体を持ち運ぶ時のようにワイシャツの胸ポケットに忍ばせるなんて方法は通用しそうにありません。やはり持ち運ぶには専用のケースみたいなものが必要になるんでしょうなぁ。

    うぅ、また6,000円強の出費か......。

    また、重さはどうなるかっつうと、Walkman NW-F807が約100gでPHA-1Aが約145g、それらをゴムバンドで括ってバンナイズのケースに入れたとしたら300gを超えるのは明らか。まぁiPhoneのように常に片手で保持しながら持ち歩くもんでもないので、スラックスのベルトに装着すりゃイイんでしょうがね、使わない時にカバンに入れて持ち歩く際に負担になるかな。


    ということで、ここまでの雰囲気から、ボクがこの案に対してあまり乗り気ではないということがお解りいただけるかと思います。

    そこまで大金を投入して、本当にイイ音で音楽を聴けるのかどうか......。前回のハイレゾ視聴体験で良い結果が出てないから、どうしても疑心暗鬼になっちまうのよ〜!

    .......ということは?

    はい、次回は何をお送りするか、何となく傾向と対策が立てられたかと思いますので、今回はこの辺でお開きとさせていただければと思います。

    ってなことで、今回はここまでっ!

    (おわり)

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