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2016年6月24日金曜日

1084:【食レポ】やはりここはとんかつ食べて仕切り直すことに致しましょうっ!〜和幸御飯編〜

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

いやぁ〜なんと言いましょうか、46年もの間、一度も口にすることがなかった食べ物って、やはりそれなりの理由があって食べてなかったんだなということが判りました。

繰り返してさらに奈落の底に落とす事もなかろうとは思いますが、あれだけみながこぞって行列作って有難がっている「牛かつ」が、ボクに何の衝撃も与えないなんて想像すらしてませんでしたよ。

いや、美味いのは美味いんですよ。なんせ牛ですし。

ただそれを揚げ物にする必要はないんじゃないかなぁ〜ってことです、はい。美味しい牛肉には別の活かし方があるんじゃないかと改めて考えさせられる貴重な体験でした。

ということで、今回は仕切り直しお口直しってことで、もっと白飯に合うおかずのランチを食べに行きたいと思います。


白飯に合うおかずとは?

あくまでもボクの中での話ですが、白飯に合うおかずベスト3みたいなもんがあります。みなさんにもありますよね。ここでは主菜に限定したいと思うんですが、ボクのベスト3ってのはこんな感じになってます。
  • 豚の生姜焼き
  • 焼き餃子
  • とんかつ

なんか豚肉限定になっているような気がしないでもないですが、たぶん偶然です。

豚の生姜焼きは外食よりも家でカミさんが作ってくれる生姜焼きの方が好きですかね。豚肉も別に高級な鹿児島県産黒豚とか埼玉県産もち豚とかじゃなくてイイんです。しかも生姜焼き用にスライスされた豚肉じゃなくてなくても全然構いません。ロジャース(埼玉県民にしかわからないんじゃないか?)で売ってるような安いの豚のコマ切れ肉でもう十分。大きめの皿に生姜焼きとキャベツの千切りと目玉焼きなんか乗っかってたら言うことなしですかねぇ〜。

焼き餃子についてはここで多くを語る必要もないでしょう。過去に散々銀座天龍ジャンボので餃子について書いてますから。でも、銀座天龍に限らず、焼き餃子なら何でも好きです。王将だろうが満州だろうが日高屋だろうが幸楽苑だろうが、餃子は常日頃から我々の食生活を支えてくれる大切なパートナー。ラーメンの副菜としての餃子も欠かせない一品なんですが、やはりそれなりの焼き餃子は白飯と一緒にかっ喰らいたいものです。もちろん家で食べる焼き餃子も好きです。家族総出で作った餃子を食べるのも楽しいんですが、最近のお気に入りは大宮餃子ですかね(またローカルな話を)。

そして、白飯に合う揚げ物の雄と言えばやはりとんかつ。エビフライにはタルタルソースかも知れませんが、その他の揚げ物にはやはりソースをかけたいものです。その時に使うソースはやはり「とんかつソース」。お好み焼きに合う少し甘めのソースも美味いんですが、揚げ物には中濃ソースか専用のとんかつソースにならざるを得ないでしょう。ワサビと醤油は刺身には使えど揚げ物には今後使うことはないでしょうなぁ。

もう直ぐベスト3に食い込んで来そうなのがハンバーグですかね。もちろん、好きな食べ物ベスト3だとこれが変わってきます。おそらくカレーライスとかラーメン辺りがランクインしてくるはず。っていうか、食の好みがお子ちゃまだわなぁ〜。

ま、今回はあくまでも白飯に合うおかずというニッチなジャンルに限定してのお話になりますので、やはり上位は先ほどのベスト3が不動かも知れません。

んで、前回からの流れからすると、この中から「とんかつ」を取り上げざるを得ないことはすでにバレバレかと。っていうか、食べたくなっちゃったんです。「牛かつ」では得られなかった満足感は、似て非なる「とんかつ」による仇討ちにて完結させなければならぬという使命感(?)の下、昼飯時にとんかつを食べてまいりましたので、この後はその話をしたいと思います。


ランチでリーズナブルなとんかつ定食を食べよう

せっかくとんかつを食べるなら、目黒のとん喜とか水道橋のかつ吉まで足を伸ばしたい気がしないでもないんですが、昼休み中に行って帰ってくる自身がないですし、仕事でそちら方面に外出する用事もないので、今回はすんなり諦めることに。ということで、よりリーズナブルに食べるとんかつをということで、ふつうにどこにでもあるお店で食べられるふつうのとんかつ定食をチョイスしたいと思います。

となると、よくあるパターンとしては、新宿さぼてんとんかつ和幸のどちらかになりますが、今回はより店舗数の多い方の割とリーズナブルなランチ限定とんかつ定食を食べに行ってまいりました。

それがとんかつ和幸さんの和幸御飯になります。

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まさに王道中の王道、白飯と主菜のとんかつ、添えられたキャベツとお新香と味噌汁というシンプルな構成で843円(税込)というリーズナブルな価格なんですから嬉しい限りです。

それではまずはキャベツの千切りからいただくことに致します。

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なぜキャベツからか?と言いますと、先に野菜類を食べた方が太らないという都市伝説を信じているせいもありますが、キャベツはお代わり自由だからという意地汚い貧乏根性丸出しだからでもあります。

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御飯も味噌汁もお代わり自由なんですが、炭水化物の過剰摂取はますます太る原因にもなりますので、最近では極力控えるようにしてます。そんなことを一切気にしない若い学生さんは、何杯でもお代わりして思う存分食べちゃってください。

キャベツお代わり自由って言っても、そんなに何回も何回もお代わりするワケじゃありません。せいぜいお代わり1回が時間的にも限度だし、キャベツでお腹が膨らんじゃったら、メインディッシュを食べる際に支障を来たす恐れがありますので、ほどほどにしておきましょう。

まずは、テーブル備え付けの醤油ベースの柚子ドレッシングから。

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スッキリした味わいで、前菜としてはイイ感じ。

それを平らげたら、臆せず店員さんにキャベツのお代わりを申告して、今度はソースで食べます。

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味をだんだん濃くして行くというのが常套手段ですね。今度はパンチが効いてます。

それにしてもこのキャベツの千切りの細かいこと。

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おそらく専用のスライサーなどを使って大量生産してるんでしょうなぁ。その昔、従兄弟のお兄ちゃんが有名な都内のとんかつ屋さんでアルバイトしてた時は、皿洗いとキャベツの千切りだけやらされていたという話を聞いております。包丁を使って人力で切った千切りも大きさがバラバラで味があり、その食感が大事なポイントるんですが、チェーン店のこのフワッフワなキャベツの千切りもなかなかオツなもんです。いくらでも食べられるような錯覚に陥ります。

ですが、キャベツでお腹がいっぱいになったら本末転倒、再度のお代わりを我慢しまして、いよいよメインディッシュを食べたいと思います。

が、その前に準備が必要です。

本当ならばとんかつ自体にソースをぶっ掛けたい気分なのですが、ここはひとつ、お店の仕来りに則って、小皿にソースを注いでおき、そこにとんかつをつけて食べるお上品な方法を取ることにします。

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この時も、無闇矢鱈にドバドバとソースを際限なく注げはイイというワケではありません。自分が使うであろう分量をキチンと見極めて、適量を用意しておきたいものです。

そして、とんかつと言えばもちろんコレも。

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味のアクセントとして欠かせないのがこの和がらし。っつってもそれほど辛くないので、ボクは常時2袋ほど使わせてもらうようにしてます。すみません。

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和がらしもソースの小皿に添えるように小袋から出しておきます。汚す皿はこの小皿だけで十分という、皿洗いの人に思いっきり気を遣った配慮とでも言ったらいいんでしょうか。

さ、これで準備万端です。

それではさっそく、メインディッシュであるとんかつを白飯と共に食べたいと思います。

と言いつつ、写真ではすでに3切れ目なんですけど。

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まずはとんかつの断面部分に直接和がらしを適量乗せまして、

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そのまま箸で持ち上げて、ソースの入った小皿へ。

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反面にソースを付けたら、

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あとはかっ喰らうだけです。白飯とのハーモニーを存分にご堪能下さい。

ところで、このとんかつ、前回・前々回の牛かつと比較して大きく異なる点があります。前回も指摘しましたが、パン粉の粒子の大きさが全然異なるんですな。

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牛かつに使われていたパン粉は粒子が細かいものを全体的に軽くまぶすような感じでした。が、一般的なとんかつ屋さんのとんかつに使われるパン粉は大粒で、しかもポロポロとこぼれ落ちるほど大量に使われている感じになってます。

なので、たいていの場合、食べ終わった後には大量のパン粉が皿に残ることに。

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とんかつの衣とは言え、コイツを一粒一粒箸で拾い上げて食べるワケにもいきませんので、そのまま放置。

とんかつにソースを直接ぶっ掛けてないですし、和がらしも小皿の方に出しましたので、とんかつとキャベツが載っていたメインの皿はキレイなもんです。別に汚してもイイんでしょうがね。

さて、久々のとんかつで一喜一憂してしまったので、ペース配分を少々誤ってしまいました。

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この残った白飯をそのままにすると生産者・JA・農林水産省等各方面からお叱りを受けてしまいそうなので、最後までキチンと残さず食べたいと思います。

そんな時は、付け合わせのお新香や、

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味噌汁なんかで残りの白飯もかっ喰らいたいモンですね。

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ちなみにこの味噌汁、一見すると具材が入ってないように見えたんですが、一口飲んでそれが間違いであることに気がつきました。

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シジミが入った味噌汁だったんすね。ダシが出てて美味いです。もちろんシジミは単なるダシなので、チマチマと食べるような不粋な真似は存分にしちゃって下さい。ジャリってするかも知れませんけど。

ということで、和幸御飯を完食です。

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ソースの量もイイ感じでしたね。使い切った感がハンパねぇ〜っす。


ボクがみなさんとは異なり、気に入った食べ物は飽きるまで食べ尽くすという一風変わった偏執狂的な性癖の持ち主であることはバレバレなんですが、かつてこの和幸御飯も週に2〜3回食べ続けて飽きたことがありました。

給料日直後などたまには別のチーズ入りメンチととんかつのさざんかとか、エビフライととんかつのさつきなんかも食べたくなるんですが、やはり基本はとんかつ定食的な和幸御飯へと回帰してしまうんですな。

また、とんかつ界の覇権を争うもう一方の雄である新宿さぼてんにもちょいちょいお邪魔したりするんですが、その際に食べるのもたいていは三元豚ロースかつ定食になるんすよね。1,000円オーバーな価格がネックになるんですが、あちらはすりゴマとソースをブレンドしたつけダレが楽しめますし、白飯の代わりに五穀米だか十穀米を選べるシステムが素敵です。もちろんキャベツのお代わりは自由。ありがたい限りですな。

ということで、揚げ物3連発の〆は王道中の王道として大好きなとんかつを取り上げさせていただきました。

最近、会社の近くに、昼は定食などのランチを出してるけど、夜は飲み屋になるとんかつ屋さんの新形態のお店がオープンしたので、今度は夜のとんかつ屋さんにでも出掛けてみたいと思います。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

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