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2016年12月5日月曜日

1107:【iPhone】iPhoneが突如シャットダウンする現象が頻発したので対策を考えてみたっ!の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のサラリーマンこと、ひろ☆さの(@Hirosano)です。

またまた久々の更新となりますが、今回は珍しく唯我独尊的な独白ってヤツではなく、世間を賑やかすあの話題にスポットを当ててみたいと思います。

それは何かっつーと、既に多方面で報道されております「バッテリー残量は十分あるのにiPhoneが突如シャットダウンしてしまう現象」(略して「シャットダウン現象」)っていうあの話になります。

ん......賑やかしてたか?

ご多分に漏れず、ボクの愛用するちょうど使用歴1年を経過したばかりのiPhone6sも、いつの頃からかこのシャットダウン現象ってヤツが頻発するようになってしまいました。なので今回は、その時に考えついた傾向と対策とお困りの方にも役立つ画期的な解決方法なんぞをお届けしようかと思います。

そんな盛り沢山で贅沢なラインナップを最初に宣言しといて、果たして今回でホントに終わるのでしょうか?うーん、怪しい。


シャットダウン現象とは?

iPhoneユーザーの方々はすでにご存知のシャットダウン現象ですが、簡単に言いますとバッテリー残量がまだ十分あるはずなのに、突然iPhoneの電源が落ちてブラックアウトしてしまう現象を指します。

再起動しようとしても「バッテリー残量がない」と画面に表示されてしまいまして、実質的にはこれが起きるとiPhoneが突然使えなくなるという、非常に厄介で困った現象となっております。

ま、復旧する方法はあることにはあるんですけど、それは後述することにしたいと思いますので、ここでは割愛させていただきます。

このシャットダウン現象が己の身に降りかかった当初は、「そろそろ機種変更してから1年経つし、バッテリーには酷な使い方してるし、そろそろ限界来ちゃったのかもなぁ~」なんて思ってました。そんでもって「ひょっとしたらiPhone7への機種変更タイミング発動モードなのかも?!」などと、ついつい良からぬ考えがムックリともたげてきちゃったりもしたのですが、実はそんなに都合のイイ話でもなんでもないってことが既に明らかになっているのはみなさんご承知のとおり。ボクがそんなご都合主義的な考えに陥っていたそんな矢先に、正式にAppleが認めて世間にもカミさんにも知られることになってしまったと、そういうオチになっております。

これでホントにオチたのかは定かではありませんけども。

Apple「iPhone 6s で予期せず電源が落ちる問題のためのプログラム」を提供開始 | サポート | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
日本語サイトでいち早くアップされたのがたぶんこのブログだと思います。

っていうか、そもそも1年周期で最新のiPhoneに買い換える自己資金なんぞはお財布に相談したところでありゃしないことをすっかり忘れておりまして、突然の不幸に襲われたにも関わらず浮かれ気分で少々舞い上がっておりました。ホント、ノンキですいやせん。

で、自分のiPhone6sも、確か2015年10月末にdocomoで機種変更したヤツなので、「この2015年9月〜10月に製造されたiPhone6sっていうリコール対象機種に該当するんじゃねーか?」と思いまして、早速設定アプリでシリアル番号を確認したところ、これがドンピシャだったりしてですね、見事にボクの愛機は不具合も搭載されていたことが判明するに至ったと、そんな感じでございました。

気になるそこのあなたも自分のiPhoneのシリアル番号を調べて、こちらの情報を参考に不具合に該当するか否かをキチンと調べておきたいものですね。

Apple、「iPhone 6s」が突然シャットダウンする問題に対するプログラムの日本語ページを公開- 対象端末かどうかの確認も容易に | 気になる、記になる…
今じゃこんなサービスも開始されてますので、みなさんも確認してみましょう。


とりあえずの対処法は?

不具合に該当するバッテリーを積んでいると思うと妙に気になるもんでして、なんだかシャットダウンする頻度が増してきたような気がするから不思議なんですね。

朝の通勤途中にまだ80%以上もあるのに突如シャットダウンすることもあれば、夜に自宅で残り30%を切った辺りで突然ブラックアウトして慌てて充電することもあったりして、こりゃあウカウカしてらんねーぞってな話にもなりまして。それにも増して、いつiPhoneが突然使えない状態になるかわからない状態ってのも精神衛生上あんまりよろしいもんじゃあございませんので、とりあえずApple Storeに陳情しに行ってみようってなことになりました。

もちろんApple Storeバージンでもなんでもないボクですから、早速Apple Storeアプリを使ってとっとと予約を取りまして、バッテリーを無償で交換してもらいに行くことにしてみました。

っつってもね、いきなり怒鳴り込むのも何ですし、アプリ上で予約する時には詳細までは伝えられませんので、普通に予約して出向いてみたまでです、はい。

んで、予約が無事に取れたので、実際に2016年11月25日(金)に、Apple StoreGinzaの4階にあるGenius Barに行ってみました。

やっぱりGenius Barには予約してから行くもんですね。予約してない飛び込みの方も多数いらっしゃいましたが、4階でエレベーターを降りた後は窓際に立たされてまずは順番待ちするしかないという罰ゲームが待っているなんて思いませんもんね。

勝者である予約しているボクらのことをなんだか恨めしそうに睨んでいるような気がしないでもないんですが、そんなんいちいち気にしてなんかいられやしませんので、こっちはこっちでとっとと担当者の方とお話をすることになります。

11/21に米国のApple社からリリースされた例のiPhone6sのバッテリー不具合に関してわざわざ訪れてやった旨をお伝えしたところ、ボクが持ち込んだiPhone6sが果たしてその不具合に該当する機種なのかどうかっていうチェック作業が始まることになります。

もちろん入店直前に「iPhoneを探す」はオフにしておきましたので、担当の方からサムズアップとお褒めの言葉を授かりつつもチェック作業はスムーズに進みました。

ボクのiPhone6sの電話アプリを立ち上げて謎の暗号コードを打ち込んだ後は、担当の方のiPad上で見たこともないiOS6の頃のような画面デザインのアプリで何やらいろいろと状態をチェックさているみたいなんですが、詳細は一切わかりませんでした。

んで、その作業はだいたい5分程度で終わりまして、ボクの愛機は無事に不具合の該当機種のお墨付きを頂戴することになりました。トホホ。

「そんじゃあ、とっととバッテリーを無償で交換してやっておくんなまし」と申し出たのですが、残念ながら既に同じような境遇の方々が殺到していらっしゃるようで、交換用のバッテリーの在庫がないって言われちまいまして、しばらく「待てっ!」の状態になってしまいました。う〜わんわん!

後日、部品が入荷次第メールでご連絡いただけるっつーんで、結局のところ、この日はチェックだけしてApple Store Ginzaを後にすることになりました。


さぁ、いよいよバッテリー交換だ!

それから1週間後にあたる12月1日(木)の朝9時過ぎにAppleからメールが来ました。どうやら交換用バッテリーが入荷したみたいです。

早速メール本文に書いてある電話番号に電話して予約を取ろうとしたら、「一度予約いただきご来店までしていただきましたので、バッテリー交換作業に関するご予約は不要です。いつでも起こし下さい。」ってなVIP待遇を受けちゃいましてね。繋がるまでやたら待たされる混雑ぶりで、電話すること自体が無駄な作業だったってことがわかりましたので、皆さんは同じ過ちを繰り返さないようご注意いただければと。

それでもメールには「部品は12/5までは取っといてやるけど、それ以降になったら他の奴に使っちゃうかも知れないからな」って書かれてましたので、とっとと出向かなきゃならない現実は変わりません。なので、メールを受け取った翌日である12月2日に午前半休を取りまして、再びApple Store GinzaGenius Barを訪ねることにしました。

当日は10時の開店と同時に入店しようと店の前に並んだのですが、例の「予約もなしにいきなり訪れたアホな客」の列に並ばされます。いやいやいやいや、だって昨日電話した時は「予約は不要」って言ってたじゃない。なんでなの?

せっかく半休取ってまで訪れたのに店先で赤いTシャツにジーンズのヒゲのおじさんと押し問答して恥晒してもしょうがないので、ひとまずは一言二言文句を言った後に(いざこざ起こしてんじゃん!)、予約もせずに来てしまったアホな客の烙印を押されてしまう列におとなしく並ぶことに致します。

開店と同時に4階へと向かいますが、もちろん4階に到着すると例の予約してない飛び込み客という窓際列に並ばされの晒されるハメになっちまいました。「昨日の電話では最恵国待遇的な話を聞かされてたのに、この仕打ちは酷すぎるっ!」って思ってたんですが、列の先頭に躍り出た際にカクカクシカジカってな長ったらしい話をしたところ、打って変わってすぐさま修理してもらうことになりました。なんなの、これ。ま、後でアンケートメールが送られてくるハズだから、そん時に今回の酷い仕打ちについて物申すことにしときますか。

態度を一変させたGenius Barの担当の方が、「バッテリー交換作業に要する時間は長くても1時間半くらい掛かります」ってお話をしてくれました。11時半頃に戻ればバッテリー無償交換が終わったボクのiPhone6sと再会できるってな話でしたので、近くのドトールで仕事(メールをチェックするくらい)しながら待機しまして、預けてから1時間半後の11時半過ぎに再び来店し、バッテリーを交換してマトモになったらしきiPhone6sと無事にご対面することが出来ました。

これでミッションコンプリートです。


バッテリーが新しくなったら現象は再現しなくなったのか?

気になるのは、このシャットダウン現象ってのは、ホントにiPhone6sだけの問題なのか?ってところでして、実のところ、これはだいぶ怪しいんじゃないかと思いますよね。

「iPhone」のバッテリー残量があるにも関わらず電源が落ちる不具合が拡大中 | 気になる、記になる…
う~ん、確かにハードウェア的な不具合ではないような気がするんだよなぁ。

ボクの周りにいるiPhoneユーザーの中にもiPhone6を使っている人たちがまだワンサカといるんですが、同じようなシャットダウン現象は起きているみたいですし。ボク自身にこの災いが降り掛かった際も、「なんだよ、iOS10.1にしてから変な現象が起きやがってよ」って思っていたくらいですから。ホントはハードウェア的な問題じゃなく、新しいiOSのせいなんじゃないかって思いたくなりますよね。

ってことは、そんな中で無償でバッテリーを新品にしてもらったボクらiPhone6sユーザーはまだ幸せな方なんじゃないか?と思ってるしまいまして、ふとバッテリーを交換したら不具合は解消されたのか?っつーことまで皆さんにお伝えする義務があるということに気づいてしまい、久々に筆を執ってこの原稿を書いているという次第だったりします。

うーん、なんて偉いんだ。タダでさえサボり気味なブログなのに、重い腰を上げて書くテーマが自己犠牲無償の愛で満ち溢れてるなんて、こんな珍しいブログがかつてこの世に存在していたでしょうか?←たくさんあるよ。

ということで、バッテリー交換してから数日間使ってみた感想ですが、なんと見事なまでにあの不具合は発生しなくなりましたよ。いやこれホント、まるで買って来た新品の頃のように安定的に使えてるんです。普通に使っている時のバッテリーの減り方も、なんか懐かしいくらい普通に減っていくんです。

もしかしてバッテリーを交換したんじゃなくて、全く別の機種に入れ替わってしまってるんじゃないかとゲスな勘繰りなんかも働いたんですが、シリアル番号は確かにボクが以前から使っているものと一致してますし、外観も入っているアプリも貼ってあるガラス製液晶保護シートも付いているキズもそのまんま。たぶんボクが修理に預けたiPhone6sそのものだと思います。まぁそこら辺もAppleなら簡単にコントロールできるとは思うんですが、知らないうちに丸々機種が入れ替わってしまったってのはなさそうです。

また、ボクが不具合の原因の一つと推測しているiOS10のバージョンも念のため調べてみたんですが、これも従前のiOS10.1.1(14B100)と変わりなし。ってことは、やっぱりバッテリーしか交換してないんですかね?

まぁね、それでも色々と訝しく疑ってしまうのは時代のせいでもあるんですかね。あくまでも想像の域を出ないんですけど、ボクの個人的な見解ではバッテリーもしくはその周辺のハードウェアとiOS10のバッテリーコントロール部分の相性の問題であるような気がしてます。もちろんこれはiPhone6sに限ったことじゃなくて、それ以前の古いiPhoneにも当てはまるケースはあるんじゃないかと......。

「iPhone 6s」が予期せずシャットダウンする問題、要因は製造上の問題であることが明らかに | 気になる、記になる…
公式発表の内容は全然違いましたね、ホントかどうかは知らんけど。

ま、AppleiPhone6s以外の機種で発生する同現象に関しては沈黙を守ったままなので、次のiOS10.2がリリースされるまで何とかやり過ごすしかないのかも知れません。

でも、そんなお困りのあなたにお知らせしたいことがあるんです。

それは何かっつーと、このシャットダウン現象をバッテリー交換せずに回避する簡単な方法があるって話です。

これはボクがバッテリー無償交換に至るまでの間、数週間に渡って試していた方法でして、この方法のおかげで一度も同現象を発生することなく使い続けることができたという、自ら実証済みの救済方法になります。

......と、それを今回お伝えしようと思ったんですが、そろそろ時間もなくなってきましたので、この話の続きは次回にお送りしたいと思います。すみません。

ってなことで、今回はここまでっ!

(つづく)

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